市原の魔女達
市原の魔女達 Ichihara's witches
- 狭間汎用 - 市原魔女
- 鬼女(NEUTRAL-CHAOS) 魔女
- 始祖の名でもあるクーネルダールの魔女ともいう。
- 市原魔女として生まれた娘は、現在、過去、未来を表す三つの『穴』(他界とこの世とを繋ぐゲート)を持っている。
- 市原の魔女の血を引く子はほぼ全て娘で、同時に魔女である。
- 魔女因子を持った時点で、男として生まれる命は死んでしまう。
- 男が生まれる確立は非常に低く、大抵は虚弱児で青年まで生き延びるケースはほぼ皆無。
- 魔女因子を持った時点で、男として生まれる命は死んでしまう。
- 地方有力者や資産家などとの縁戚を持ち、影で密かに力を蓄えている。
- 穏健なようだが、人と魔女との相違についてはシビア。
- 幼い魔女子達に集団教育を施しているのも、自衛と自律を学ばせる為。
- 始祖の父に当たる偉大なる父を崇めている。目を覚ませ。
市原の魔術
市原の魔女達が魔力を保てるのは処女、母親(子供が10歳まで)60歳を超えた老女のみ。三相一体を形づくり、それぞれ未来、現在、過去をあらわす。魔力が限定的である分、強力で汎用性が高い。
穏健なる侵食者
市原の女、軒を借りて母屋をのっとる恐るべき女達という噂もある。
家事手伝いなどを通じて、自然にかつ好意的に相手先の店などを我が手にするという。彼女らを人は畏敬を込めて猛禽と呼ぶ。
- 眞由美の母→元は住み込みヘルパー、元時計屋をパン屋に(店主の息子と結婚)
- 市原摩知子→元はバイト、元園芸店をケーキの市原に(店主と後に結婚)
- 市原眞由美→佐上雑貨店を兼パン屋にしつつある。(めでたく店主と結婚)
- 山形かずこ→元は私営児童一時保育所の職員、後に市に働きかけ公営に(園長と後に結婚)
- 篤部しゐえ(みゐえの母)→元は商店、店主引退をきっかけにメード派遣案内所に(店主長男と結婚)
- 小手川江都子→元は看護婦、小手川病院の院長の息子と結婚。そのまま病院を継いで霊的治療の場に。
参考
市原やり手ばばーず
市原の老女数名で構成される、略してIYB。
いい歳して嫁の当てのない青年に、それとなく親族の娘達を紹介してゴールインさせることに情熱を燃やすヒマな老魔女達の茶のみ会。いわゆるおせっかい婆共の仲人組織。
しかし反面、魔力を失う時期を考慮し、ある程度の基準(知力財力魔力土地)を満たさない男にはまるで目もくれないらしい。逆に一部の過激なババァ達にいたっては土地も店も無い男を選ぼうものなら全力で妨害工作をするこという。ある種過剰な母のエゴともいえる。
保守的であるが故の歪み
変化を望まず平穏と共存を望むという保守的な姿勢と、魔力のあり方から男に関するシビアな考えから、知らずその仲間内で思わぬ歪みを抱えている。
保守的でまったり思考のコヴェンにおいて、魔女の資質にこだわってどこの誰とも知らない相手と子供を作った千栄子や、魔女に生まれながら自分の性別を受け入れられない千沙紀は異端中の異端。
メモ
コヴェン黄昏の魔女達のグランドマスターを務めているのは誓いを立てた市原の魔女の一人圷伊沙子である。
魔女流派
魔力を失う時期を補うため、大きく三種類の流派が在る。
魔女が一人前になるまで
- 魔女幼年期
- 市原の魔女の血を引いて生まれた娘は、3歳から10歳ほどの間、グランドマスターの住まう魔女の館にて、行儀見習い、魔女としての基本知識、薬草知識などを学ぶ。
- 魔女見習い期
- 教育を受け10歳になった魔女(母魔女が魔力を失う時)は、見習いとして集会にデビューする。大体5・6年程は見習いとして姉魔女や母魔女らに付き従う。
- 魔女正式デビュー
- 見習い魔女から数年学んだ後、集会にてグランドマスターや魔女達に認められて正式に魔女の一員として迎えられる。
- 魔女その後
- 正式に魔女の仲間入り後、集会参加以外での活動は個々の家庭により様々。
魔女の誓いと誓いの魔女
市原の魔女達独特の儀式として『魔女の誓い』というものがあり、その誓いを立てた魔女は『誓いの魔女』と呼ばれる。
生涯魔女として生きることを決め、男と決して交わらぬことを儀式を通じて誓い、強力な魔力を手にすることができる。
ただし、『誓いの魔女』が禁を破って男性と交わるとその命を失ってしまう。
市原最終魔術『書化』
市原魔女の最後の道、自ら肉体を『書』へと変換し、知識遺産を未来へ託す術。感覚的に即身仏のようなもの。死ぬわけではないが人ではなくなる。誓いの魔女の大半は最終的に書へと身を変えて市原の書庫に眠っている。また魔力を失う休眠魔女に預けられ、その身を護る。
満月の夜から一ヶ月、一切の外との接触を断ち薬湯を飲んで魔力を高め、儀式によって書へと昇華する。自ら動けるほどの書へとなるには相当に魔力を高めた者でないと難しい。
多種族との関係
- かつて迫害された始祖の経験から人に親しみつつも非常に警戒している。
- また魔女の血は非常に美味かつ魔力に満ちたエネルギー。吸血鬼垂涎、妖怪の活力も倍増。
- それゆえに人間以上に対吸血鬼や妖怪に細心の注意を払っている。
- 人間
- 穏健なる侵略者、親しみつつもいつか起こるかもしれない排斥に備えるのを怠らない。
- 吸血鬼
- 魔女そのものが人より美味な血の上、腐毒の材料が魔女の血であり、結果として自衛の為に安価な腐毒を広めた市原魔女を快く思わない者もいる。
- 妖怪
- 一部の血肉を喰らう妖怪に狙われやすい為、快く思わない魔女は多い。
まめちしき
[Hisasi] ちなみにタミ子も市原の血を引いてるんだ [Hisasi] 豆知識 [Toyolina] そういえばそうでしたね。豆知識 [Hisasi] なので百合的な免疫と理解は地味にあるんだ(まじでー! [Toyolina] だってだって否定のしようないし! [Hisasi] 市原の血には密かにそっち系も多いらしいよ! [TK-Leana] 男とイタしちゃったら困ったことになるから、 みんな女に走るんですね [Suo] 誓いの魔女は皆ガチ百合疑惑(ぇ [Hisasi] 性質上いたしかたないんです [TK-Leana] これはひどいサバト [Toyolina] ほんまですね [Hisasi] でも大抵は猛禽らしく男げっとして卒業します [Hisasi] たまに抜け出せないのが居たりしますが、、、 [TK-Leana] 私を捨てるなんてひどいお姉さまと泣く妹 [TK-Leana] →男なんてーというコンボ
構成員
- ハワード・オースティン・クーネルダール
- エリスン、アリスンの父。
諸悪の根源。年代を超えて生きる高位魔術師らしい。 - エリスン・クーネルダール
- 市原の魔女らの始祖。故人。アリスンとは双子。
現在、書化魔女として復活。 - アリスン・クーネルダール
- かつて誓いを立てた魔女。その身を書に変えて今も命をつないだ初の書化魔女。
現在ロリ子。 - 市原家の女達
- 市原眞由美の母、祖母、曾祖母、大叔母、伯母、叔母、従妹ら。市原千栄子など。
- その他同族達
- ちらほらいる。篤部みゐえも遠縁の一人。
- 山形かずこ
- 境界の守護者とも呼ばれる一族の有力者。書化魔女の一人。
- 志木ニレイ
- 見習いデビューを果たし、やる気満々の魔女子。