オニール計画
オニール計画 O'Neill Plan
AI財団が提唱した五期からなる月および軌道施設建造計画。民間主導の営利を主目的とした施設が建造される予定であったが、オニール2ショックともいえる理想と現実の落差からビーンストーク以後続いていた宇宙開発気運は減衰。その結果、第三期工事の内容を大幅に縮小して終了したのちは凍結された。
計画名は宇宙島構想のジェラルド・オニールから。
沿革
第一期 〜2027
月の極点に資源基地、オニール1が建造される。計画で使われる資源供給基地としての整備が主。
第二期 〜2031
ラグランジュ点L1に主として居住目的のコロニー群、オニール2が建造される。
第三期 〜2035
オニール3コロニー群の建造が予定されていたが、計画は縮小されオニール1、オニール2の再整備にとどまった。
第四期、第五期
2036年に凍結が決定される。これにより、宇宙開発ブームは完全に終息することとなった。