赤マント
BaySide23の登場人物。
緋色の布地で仕立てた帝国陸軍将校用マントと軍帽を核に、帝国の未来を憂う青年将校の英霊を用いて造られた小袖の手タイプの人造妖怪。
帝都守護の任を己に課し、志ある若者に力を貸して世に仇為す魑魅魍魎を討伐してきた。
生まれは旧日本帝国陸軍で極秘裏に開発された白兵戦闘鬼の一つで、正式名称は九十九式戦闘鬼金烏型。
元々身体能力に於いて劣る術者サポート用に開発された九十九式戦闘鬼の中で、例外的に単純な白兵戦に特化しており、術者ではない人間でも運用できる、今でいうパワードスーツのような機能を持つ。浴びた返り血から精気を吸い取って力を増すため、素人が着ても多対少数の戦闘に秀でた一鬼当千の性能を発揮した。
同コンセプトの戦闘鬼に、妖刀タイプの玉兎型がある。
金烏型及び玉兎型の戦闘鬼は主に帝都守護の任を与えられた。東京空襲によって引き起こされた様々な霊的騒動の解決に活躍したが、復活した将門再封印の代償に部隊ごとほぼ全滅し、敗戦の混乱もあってどれだけ残っているのか知られていない。
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