首藤弦音
首藤弦音 Sudou Tsurune
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首藤弦音本人による自己紹介及び現状解説
あたしの名前は首藤弦音。クビツリちゃんとかつるちゃんとか、なんかあだ名のイメージ悪くない?
最近「首」っていう新しいあだ名もついた!うれしくない……。
潤野学舎中学校一年で、所属の部活はトーナメント部。簡単に言うと騎馬戦部。馬も武器も甲冑も本物だけどね。
得意武器は長槍と小剣、こう見えても結構なもんなんだから!
部長はちょっと強引グマイウェイだけど、綺麗で勉強もできるし、スポーツ(馬上槍試合)だって万能、憧れちゃうな。
最近なんでか里見ぎぐのまゐ・トリをみるとドキドキしてしょーがない。どうしちゃったんだろあたし!
ついに、告白、しちゃった。スッキリした。やっぱり、あたし、トリが好き!
振られちゃった。女同士だもんね。わかってたけど、やっぱりちょっと辛い。
……トリを見習って、あたしも吹っ切らなきゃ……。
吹っ切ろうとして部活に打ち込んでたら朝四時に部長に呼び出された。特訓だって。
きつい うま
気がついたら、後ろに誰かいた。目の前には部長が傷だらけで倒れてる。思うように体が動かない。
よかった。マチャーキーがいて。部長を助けてくれた。怖かった。あたし、どうなっちゃうんだろう。
やめて!やめて!叫んだけど、あたしの槍は止まらなかった。あたし、タッチーを殺しちゃったかも。
トリの声で目が覚めた。
鷹葦様がやったこと、はっきり覚えてる。みんなに迷惑かけちゃった。でも、みんな無事で本当によかった……。
プロミネンスがあたしの言うこと聞いてくれる。急にどうしたんだろ。
この間倒れてからトリの様子がおかしい。あんなに甘いもの好きだったのに、急にダイエットなんか始めちゃって。
イギリスから凄い人が来た。何が凄いって方言と、しごきが。部長の恩師らしいけど、レベルが違う。キツいけど、でももう二度と鷹葦様にあんなことさせない。
……トリのこと、トリのお父さんに聞いた。あたし、トリのこと絶対守るから。とりあえずシューマツと相談しよう。
シューマツと話した。あたしが気づかないでバカやってたときもずっとシューマツはトリのこと助けてくれてたんだろな。ありがと、シューマツ。
お酒の勢いで、思いっきり告白しちゃった。マチャーキとか美鶴っちにはもうバレバレだったみたいだけど。おまけに、キスもしちゃった。思いっきり。……あたしのバカ。なんであたし、男じゃないのかな……男だったら、何の問題もなかったのに。
トリが久住ってキモい先輩に告白された。トリ、イヤだよね?トリのお父さんは出張中、シュウマツもいない。あたしが、なんとかしなくっちゃ。でも、どうしたらいいんだろう。
つらい。ずっと見てるけど、どんどん馴れ馴れしくなってくし。もどかしい。
美鶴にトリのこと話しちゃった。あたし、随分混乱しちゃって怒られた。……美鶴なら大丈夫だよね。
トリのお父さんにキモい先輩をどうにかする方法を聞いた。恋心を消す道具、だって。動力には恋心が必要なんだって。……あたし、トリを好きでいたい。でも、このままじゃトリは……。
トリが顔を焼いた。もう、目は見えないって。そんなに思いつめてたなんて。遅かった。あたしがもっと早くなんとかしてれば。トリのお父さんに久住先輩に伝えるように頼まれた。……あたし、冷静でいられるかな。
恋心を消す道具、預かった。心臓みたいな形をしてる。原理はよくわからないけど、たぶんもう使わないで済むよね。不謹慎だけど、ちょっとほっとした。あたし、いやな奴だ。
トリの目、もう一度見えるようにしたい。絶対。そうする。あたしが医者になったら、できるかな。
久住先輩と話した。トリはもう顔もグチャグチャで、先輩には会えないって。ちょっと大げさに言ってみた。もう、諦めると思ってた、けど。なんでか目が怒ってる。なんで?トリに会いに行くって言い出した。あたしが止めなきゃ。……トリ、さよなら。大好きだったよ。
心臓のスイッチを入れた。なんだか急に楽になった気がする。トリのこと考えてもドキドキしない。よかったんだよね、これで。涙がこぼれたけど、理由はよくわかんなかった。
この心臓、どうしよ。なんとなく捨てづらい。大きいものでもないし、持っておこ。
プロミネンスがまたあたしを馬糞桶に突っ込むようになった。なんで?ここしばらく全然平気だったのに。エリザベス先輩にも普通過ぎるとか言われた。わけわかんない。普通の何が悪いの?
さとみんが久しぶりに登校してきた。目が包帯でぐるぐる巻き、痛そう。大丈夫って言ってた。 また積んで行こうって言われた。どういう意味かな?
さっちゃんとタッチーが音でモノを見る鈴の話をしてた。妖術なのかな、これならさとみんの負担もかなり減りそう。
さとみんの給食食べるの、手伝ってあげた。さん付けだったんだけど、弦音、て呼び捨てで呼ばれた。なんか、呼び捨ての方がしっくりくる。あたしもトリ、て呼ぶことにした。ずっと前からこう呼んでた気もする。トリ、あらためてよろしく。……あらたまるとやっぱり変な感じ、あは。
トリにアルバムを貰った。なんだか凄く懐かしい感じがする。ちょっと前のことばっかりなのに。 めくってたら写真が一枚、落ちた。あたしがトリにキスしてる写真。そうだ、あたし、トリのこと好きだった。友達としてじゃなく、本当に。あの心臓で一度消えちゃったあたしの恋。でも、思い出は残ってた。
トリ、シューマツと付き合ってるんだって。シューマツならトリのこと守ってくれる。任せられるよね。……トリが幸せならあたしも幸せだよ。二人のこと、見守ろう。
トリにお弁当を貰った。嬉しかったけど、シュウマツのオマケだって思ったらちょっと心が痛んだ。なんとなく居づらくて、部活だって嘘ついて逃げちゃった。あたし、応援するって決めたのに。
スミス先生の特訓。初めての鷹葦様と一緒の模擬試合。剣筋が乱れてるって言われた。もっと打ち込んで吹っ切らなきゃ、と思ってたのに途中で止められちゃった。
座り込んでたら白い鼠が見てた。鷹葦様と話してた子……ハダカ見られたんだよね。あたし。鷹葦様のこと、お礼を言った。なんとなく敬語を使っちゃった。鷹葦様の友達だし、不自然じゃないよね?話してたら急に鷹葦様が割り込んできた。スミス先生には止められてるけど……楽しそうにしてるし、しばらくはいいかな。
うわ!鷹葦様お節介過ぎる!慌てて押し込めた。鼠殿、かなり察しがよくて、バレバレだったけど。……相談に乗ってくれるって。ありがたい、かも。
……あ!名前聞きそびれた!鼠殿っていうのも変だし、なんか名前ないのかな、白鼠……さん。
トリが急に真剣な顔であたしに話しかけてきた。大事な話があるんだって。……大事な話。なんだろ。さっぱり思い当たらない。シュウマツのことかな?部活が終わった後、教室で待ってるって。
放課後、スミス先生と特訓。思いっきりチャージしたとこまでは覚えてるんだけど。目を覚ましたら病院で、頭に包帯が巻かれてて、横にトリがいた。なんか、凄く取り乱してて……心配かけちゃった。
大事な話、を聞いた。好意、って。ええ!?トリがあたしを好き!?友達として、かと思ったけどそんな雰囲気でもなかった。すごい嬉しい。天にも昇る気持ち。でもシュウマツとは違う感情って、どういうことだろ。さっぱりわかんない。混乱する。また、心臓がバクバクする。あたしもトリが好きだよ。でも……それを言っちゃったら、トリとシュウマツの関係、ギクシャクするかもしれない。……言うな、あたし。
でも耐えられなかった。つい言っちゃった。バカだな、あたし。シュウマツと一緒の方がきっとトリが幸せになれるってわかってるのに。……女同士だもん。あたしたちは。
時間をくださいって言われた。きちんと答えを出すからって。……あたし、期待しちゃってる。トリに真剣に考えてもらえただけで嬉しいのに。これ以上なんて、望みようもないのに。
……トリ、あたしは、どっちをトリが選んでもずっとトリの味方でいるからね。
トリの身体、普通に戻せるかもしれない人が吹利に来てる。里見ギグ。シュウマツと美鶴と一緒にトリのお父さんに相談に行った。
……なんかおかしい。トリの世話してる花壇はグチャグチャ、看板は折れてる。鍵もかかってなくて、中もグチャグチャだった。思わず飛び込んだらトリのお父さんが倒れてて。戸惑っていたら天井から声がした。思わず槍に手が伸びた。
声の主は男の子だった。頭に螺子がたくさん刺さってて、手足が変な方向に曲がってる。気持ち悪い。無邪気に話しかけてくるけど、余計怖い。オクタ、って名乗った。ペンタ……あのペンギンと一緒で、トリの弟なのかな。トリは先生、ギグって人と一緒に行っちゃった、って。トリが、攫われた?
オクタって子の触手が襲い掛かってきた。間一髪、プロミネンスと脱出できたけどシュウマツが残ってる。シュウマツ!
美鶴とトリのお父さんを降ろして、シュウマツを助けに飛び込もうとしたとき、シュウマツが出てきた。慌てて反転してシュウマツを外に引っ張り出す。帽子屋の中で紫色の変態とオクタって子が壮絶に絡み合ってるのが見えた。……正直、気持ち悪い。
トリのお父さんが起きた。急に眠くなったって。ギグって人のこと聞いたらサトミマンションのことを紹介された。そこにいる魔女がギグに会ってるって。……サトミマンションってあの噂の幽霊屋敷?
マンションに駆けつけた。あの気丈なプロミネンスですらちょっと怯えてる。噂なんて噂に過ぎないんだなって思った。だって噂よりもっとずっと禍々しい。生きて帰れるかな、あたし。
顔色の悪いお姉さんに案内されて五階に上がった。チャイムを押したら扉がひとりでに開いた。自動ドア、って感じじゃない。入っても大丈夫なのかな。中に入ると意外ときれいな部屋だった。観葉植物が勝手に動いてお茶とかを入れてるのが凄く気になるけど。
呼びかけてみたら小さな女の子が不機嫌そうに出てきた。比企玉緒さん。ギグって人の居場所はわからないけど、行き先ならわかるって。風見アパート……。
アパートの場所、トリのお父さんが調べておいてくれるって。とりあえず美鶴の提案でペンタ先輩に話を聞きに行った。モノって人のこと、トリが暗殺ユニットだって。……うすうす、そうじゃないかとは思ってたけど。でも鷹葦様のときだってトリはあんなに苦しそうだった。トリが誰かを殺したら……トリも、死んじゃうんじゃ。絶対、止めなきゃ。
トリのお父さんにアパートの場所を聞いた。ギグって人が里見一族の頭首になるって話も。クリスマスまでには決定だって。もうあんまり時間もない。居ても立ってもいられない。すぐに助けるから、トリ。
風見アパート。カレーの匂いもするし、人も住んでる。思ってたよりずっと普通のアパートだな……。管理人さんにそれとなく尋ねようと思ったけど怪しまれて警察呼ばれそうになった。慌てて退散したら郵便受けに里見、って書いてあった……。あたしってどうしてこうなんだろ。
美鶴とシュウマツが追いついてきた。どういう順番で行くか外で相談してたら急にドアが開いて里見……野菜さんが出てきた。全部聞かれてたみたい。トリの立体映像を見せられた。とりあえず元気そうで安心した……。でも、ギグって人がモノさんを探せって。まさかあたしたちにそんなこと頼んでくるなんて思ってなかった。玉緒さんや壱耶おじさんに相談したらトリがひどい目にあう、って……。先にマンションに戻って話を聞けばよかった。あたしのせいだ……。
監視がついてる。小さな蝿……じっとこっちを見てる。ノナさんの能力、なんだろうな。あたしたちだけでやるしかない。……とりあえずエリザベス先輩に相談することにした。明日の放課後までには答えを出してくれるって。やっぱり、頼りになる。
モノさんは今はウル中にはいないみたい。でも、二年前に少しだけいたんだって。東海道湯宮イチ、って名前で。湯宮……って、トリの先輩。居合い部の。話を聞きに行かなきゃ!
湯宮先輩は真剣に話を聞いてくれた。モノさん……イチさんはもう死んじゃったんだって。残されたのは形見の片手剣だけ。……これをギグのところに持っていけばトリは返してもらえるのかな。……凄く、不安。湯宮先輩はトリのことを真剣に考えてくれる人に預けたいって。あたし、つい出しゃばっちゃった。でも、シュウマツに止められた。シュウマツがあんな真剣な目をしたの初めて見た気がする。……あたしは、身を引くべきなんだろうな……。
負けちゃった。あたし、トリを守れなかった。ヘクタ……呪い返し。聞いてた筈なのに、全然頭に思い浮かばなかった。鷹葦様を奪われて……こてんぱんに。あたし皆に迷惑かけてばっかりだ。トリが助からなかったら、あたしのせいだ。涙が溢れて止まらない。ごめん、トリ。ごめん、ごめん、ごめん……
美鶴とトリのお父さんが来た。……よかった、二人が無事ならトリだって助かるよね。あたしは……もうなにもできないけど。トリのこと、お願い……。
美鶴に励まされた。あたしが引っ張ったからここまで来られたんだって。そうなのかな。あたし、ちゃんとやれてたのかな。……うん。こんなとこで凹んでなんていられない。あたしにはまだできることが残ってる。このまま終わったんじゃ鷹葦様にも合わせる顔がないし。トリ!今行くから!
鏡の向こうにシュウマツが立ってる。隣に倒れてるのは……トリ?おなかに仕込み杖が刺さってる。なんで……トリ!まだ息はあるみたい。あたしたちを傷つけたくないからって、こんな……ギグ!絶対許さない!
担当PLによる解説・今後の予定
エリザベスに同じ能力を見込まれ、ムリヤリトーナメント部に入部させられた。
秋の大会を前にエリザベスの特訓により能力に目覚める予定。
蟹をモチーフにした鎧武者のスタンドを考え中。髪型もカニをイメージ。
ついにスタンドに覚醒した。殺したり殺されたりしましょう、日常回帰できる範囲内で。
なんとか日常には回帰したようだ。
鷹葦はかつてのような猛将ぶりは影を潜めたが意識はある予定。
医者を目指すことになった。バカキャラも返上か。
しばらく冷静でクレバーな弦音になってRebirthするために積んであげようと思う。
エリザベスとかスミスとかプロミネンスとか鷹葦とか、周囲にNPCが多いのでつつっつくのは簡単なんですが
できれば他PC、美鶴先輩とか秀松とか正秋とかさつきとか、につっついて欲しい。
ハッピーエンドを目指す方向で。
人間関係
- 里見ぎぐのまゐ・トリ
- あたしの親友。……シューマツと付き合ってる。
- 端山正秋
- マチャーキー。友達。イイ奴。さすが正義の味方。
- 松宮沙津姫
- さっちゃん。友達。
- 仙
- 仙くん。友達。
- 浦島秀松
- シューマツ。友達。トリの秘密を知ってる。……トリと付き合ってる。
- 紀美鶴
- 美鶴っち。カラオケ部なだけあって歌超ウマい。部長とタメはってた。トリも凄かったけど。
- エリザベス・ゴールドマン
- 部長。秋の大会が近いせいか、最近しごきがキツい……。
- 南足四方耶
- 自称、よもやタン。ムッチリスケベ。授業中とかトリのことじっと見てる。悪い奴じゃないんだけど、キモイ……。変な本呼んでニタニタ笑ってたし。
- 三島壱耶
- トリのパパ。最初はダンディな感じもするし、結構カッコいいかなとか思ったけど、あたしのお尻をじろじろ見てたきがする。苦手。
- キュベレー
- よもやタンを尻に敷いてた。そりゃもう文字通り。なんか幸せそうだからほっとく。
- 首藤鷹葦
- あたしの中に居るご先祖様。まだ手に感触が残ってる。もう絶対、あたしの身体を自由になんかさせない。
- スミス・デルフベルト
- 最初教室に入ってきたときはどこのモデルさんかと思ったけど方言すっごい。聞き取れないよ!それに、凄いのは方言だけじゃなくてシゴキもだった……
- 白鼠
- 鷹葦様の友達の鼠。喋り方からするとオスだよね。……ま、まあ鼠だし!
- 比企玉緒
- サトミマンションの魔女。なんだか凄く不機嫌そうで、ちょっと怖い。