チャールズ・ドジスンのアリス

　狭間06でこの名称で呼ぶ場合には小説『不思議の国のアリス』のことではなくチャールズ・ドジスン・サトミなる人物が製作した一連の球体関節人形のことを指す。

　どの人形も物語のアリスから題材を取っており、例外なく少女の姿をしている。また一体一体、異なるテーマを与えられているようだ。

　なおチャールズ・ドジスン・サトミと、ルイス・キャロル──すなわちイギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジスンとの関連は不明。

　狭間06において、彼女らは怪異の一種として扱われる。

登場人物

チャールズ・ドジスン・サトミ: イギリスに住む球体関節人形作家。彼が製作する人形は例外なく『不思議の国のアリス』のアリスがモデルである。(必ずAlice in ○○と命名される)
なお魔術の心得もあり、彼女のアリスたちはことごとく魔術的な能力を備える。しかも、折に触れて理由をつけて知人にアリスをプレゼントする迷惑なクセもある。
里見一族に属する。
Alice in Kidding(お道化アリス): 吹利市に現れたチャールズ・ドジスンのアリスの一つ。デタラメな色合わせのエプロンドレスを着た少女の姿をしている。
Alice in YarnShop(糸屋のアリス): チャールズ・ドジスン・サトミが20世紀後半に流行したジャポニズム文化の影響を受けて作った黒髪のアリス。
Alice in Echo（木霊のアリス）: チャールズ・ドジスン・サトミが作り上げた、音響エネルギーで動く人形。
耳や目のあるはずの場所と、額の中央とに合わせて5つの穴が開いていて、人形の内部が覗けるという奇怪な姿が特徴。

　Alice in Kiddingのページを参照。

Alice in YarnShop、桜木達大と出会うこと: 糸屋のアリスが桜木達大，波佐間御南深の二人と出会い、ブルーフェアリーカップについて語ること。

Alice in Echo、来る: Alice in Echoが吹利市に現われること。
Alice in Echoと姉妹たち: Alice in Echoと、姉妹たちが吹利市にて語らうこと。またはAlice in Kiddingに遊ばれること。