ブルーフェアリーカップ

ブルーフェアリーカップ Blue Fairy CupBFC

 あらゆる人形の守護者たる青い髪の妖精の寵を得るため、資格ある十二体の人形が繰り広げるデスゲーム。

 この戦いに勝利した人形には、青い髪の妖精から望む侭に願いが叶えられる。
 第一回の優勝者が人になることを望み、叶えられたことがあまりにも有名なので、一般には人形が人間になるための戦いとして知られている。

 誰が名づけたと言うわけではないが、青い髪の妖精の名からブルーフェアリーカップ、或いは第一回優勝者の名から取ってピノッキオゲームなどと呼ばれている。

参加人形とそのマスター

チーム名 マスター体力 マスター集中力 人形体力 人形集中力 クロスアップ 残回復数
糸屋のアリスとモジャ公 9/9 3/6 10/10 5/5
戸萌葛海&スティーリィ (リタイヤ)
突撃少女◆まじかる☆ガンナー◆
テンプル蕎麦 (リタイヤ)
山野昌平+Alice in Echo (リタイヤ)
品咲渚+Blundering Alice (リタイヤ)
謎の女と子供 6/10 2/5 12/12 3/3
少女人形の魔 **-1/**
水瓶座の参加者(NPC) (リタイヤ)
覆面マントとブラッディメアリ 8/8 4/7
浄瑠璃人形 (リタイヤ)
インテリメガネとセーラーソイルフィギュア 3/6 5/8
御南深&ダールダム 5/5 10/10 14/14 1/1

糸屋のアリスチーム

Alice in YarnShop(糸屋のアリス)
チャールズ・ドジスン・サトミが20世紀後半に流行したジャポニズム文化の影響を受けて作った黒髪のアリス。
亡き前主人最期の願いを叶えるべく参加を決める。
マスター未定。現在は前マスターの遺言により桜木達大の元に身を寄せている。
龍棟青九郎
比企鐘継を介しよくわかってないままマスター、というよりボディーガードとして参戦。緑色の斧を片手に鮮血を噴出して辺りを真っ赤に染め上げる。

戸萌葛海&スティーリィチーム

結果

お互いにタリスマンの能力を生かした街中交差点バトル。攻撃力に長ける(っていうか体力バカ)ダムディーΩがスティーリィを撃破。その後、少女人形の魔が出現。
BlueFairyCup 3

戸萌葛海
今年から吹利高校1年生となる少女。スティーリィの為に参加。現在波佐間御南深と共同戦線を張っている。
スティーリィ
鋼鉄製の騎士人形。滅びし神々の叡智を基に作られた、戦死者の魂の器の試作品の一つ。戦意と怨念を燃料に動く自動人形であり、その性質上、戦いに引き寄せられる。BFCに参加したのも、高まる戦場の気配を察知し、優秀な戦死者の魂を取り込む為。

突撃少女◆まじかる☆ガンナーチーム◆

結果

ダムディーΩの攻撃で春奈一瞬にして沈黙。一瞬で終わり?
BlueFairyCup 2

波佐間御南深
師匠に半ば強制される形でブルーフェアリーカップに参加することになった魔術師にして人形師。二つ名はミス・シルバー。自称戦術ミスにより撤退。まだまだ行動可能だが、如何に動くか。
春奈
橘勝彦に憑いていた霊。とりあえず、使ってた人形は潰されたが、霊体は無事だったので、人形の体(しかし、今回は人間とまず見分けがつかないほど精巧な)に戻っている。なお、今回の失敗を生かして、御南深も一応安全装置とか秘密兵器をつけたとか(ぇ)

テンプル蕎麦チーム

結果

少女人形の魔が急襲。ヨルグ死亡
BlueFairyCup 9

東海道ヨルグ
里見製の人形が集まりつつあるという天啓を受け吹利商店街のはみ出し者が参戦。
ダールダムとディールディ
実はこの件のために本部からよこされた双子ゴーレム。

山野昌平+Alice in Echoチーム

結果

浄瑠璃人形の一撃で昌平死亡。木霊アリスも停止。
BlueFairyCup 5

山野昌平
Alice in Echo

品咲渚+Blundering Aliceチーム

結果

糸屋のアリスとモジャ公を不利な状況下で追い詰めるも敗退。
BlueFairyCup 1

品咲渚
面倒見のいい関西弁お嬢さんが成り行き参戦。
Blundering Alice
渚の頭にへばりつき気味な、出来損ないアリス。in ○○の名を持つアリスに対抗心メラメラ気味、だった。

インテリメガネとセーラーソイルフィギュアチーム

結果

己の保身の為、暗躍を試みたインテリメガネだったが、フィギュアの単独行動並びに自爆により、一転して大ピンチ。品咲渚に残った天秤座のタリスマンを託した。
BlueFairyCup 11
BlueFairyCup 12
BlueFairyCup 13

インテリメガネ
英一。メガネとPLに呼ばれる骨法使いのナイスガイ。彼の生臭い奔走は命の尊さを僕たちに教えてくれる。
セーラーソイルフィギュア
フィギャー。PCたちにキャラが違うと言われる愛すべきバカ。

波佐間御南深&ダールダムチーム

結果

波佐間御南深
おば
ダールダム

少女人形の魔チーム

少女人形の魔
吹利内で噂となっているあの人形少女。今回の戦いの目的はいかに……
(奪ったタリスマン)
水瓶座、???(スティーリィ:破損)、双子座(ディールディ)
(ストーリー上で判明している傀儡)
マネキン多数、10cmほどのクマちゃん人形(燃やされ残ったのが1体・工作用カッター大を携えている)、ディールディ
(現況)
少女人形:マスターとディールディとともに潜伏しつつ時に誘うように外出。
クマちゃん人形(少女人形の映し身):メガネの行動を監視しつつ少女人形のメッセンジャー役となる、あるいは龍棟医院近辺に潜伏して鐘継(※実は玉緒に敗れ、共にBFC裏舞台から退場)やダールダムや青九郎らの動向を監視中。

ルールセクション

プレイヤーがオールド・ゼペットより星座のタリスマンを与えられるところからゲームは始まります。

参加人形はこのタリスマンを通じてマスターより『魂の力』を受け取ってクロスアップし、各星座に応じた特殊能力を駆使して戦います。

最終的に全てのタリスマンを集めた人形が勝ち。

つまり、相手のマスターからタリスマンを奪うことを目的に戦うわけですね。必ずしも殺す必要はないと。

ただし、タリスマンを持たない人形でも奪い返すなりの方法でタリスマンを手に入れれば再び参加資格を得ることになります。

つまり、殺した方が安心なのでNPC連中は命を狙ってくるものと思ってください。

また、敵から奪ったタリスマンは自分でも使えるようになるため、より多くのタリスマンを集めたキャラクターの方が選択肢に幅が出ます。

基本的にタリスマンの能力は秘匿されます。情報を公開するかどうかは各PLで判断してくれて結構です。

なお、あらゆるルールはタリスマンの効果によっては適応されない場合があります。

マスターと人形

マスターと人形の組み合わせを一チームと呼びます。PLは二チーム以上にまたがってPCを投入することは出来ません。

戦闘ルール

戦闘は、基本的に合意によって成立します。

合意が成り立たない場合、遭遇判定を行い勝利した側の意見が通ります。襲撃者側が判定に勝利した場合、先制を得ます。

戦闘を持ちかけられた相手は、時間があるなしにもかかわらず、持ちかけられた発言を確認した瞬間に戦闘するかどうかの回答及び遭遇判定を行う義務を持ちます。

なお、戦闘を行う時間が無かった場合は、戦闘自体は次メンバーが揃ったときに持ち越しになります。

遭遇判定

襲撃者が強制力を出し、被襲撃者がそれに抵抗する形で判定を行います。使用できる余力は集中力のみです。

先制判定

2d6を振って、出た目が大きい方が先制を得ます。

攻撃判定

通常のルールと同様の判定を行います。ただし、防御側が使用できる余力は体力のみです。

軽症ルール

抵抗ロールの値が敵の強制力と同値であった場合、PCは体力に1のダメージを負う。

エキストラポイント

状況に応じてGMが判断を下し、抵抗ロール後に攻撃側の強制力にボーナス、またはペナルティを付加する。

なお、エキストラポイントの加算は判定後に通達される。抵抗成功したと思ったのに気付いたら死んでいたという事態もありえるので注意。

逃亡判定

PCが逃亡を行う場合、逃亡を妨害する側が強制力を出して逃亡者はそれに抵抗することで逃亡に成功します。

逃亡ロールは各ターンの初頭に行われ、判定に失敗した場合逃亡者はそのターン行動が出来ませんが、妨害者は行動が可能です。また、逃亡者は一度逃亡すると宣言した限り、必ずそのターンは逃亡ロールを行わなくてはいけません。

また、PCは1ターンに一度しか逃亡妨害が出来ません。逃亡者側が使用できる余力は、体力のみです。

行動不能状態のPCを引き連れて逃亡する際は、行動不能PC1人につき-2のペナルティを負います。

しんがりルール

複数のPCが協力して戦っている場合、一人を殿として残すことで他のPC全員分の逃亡ロールを肩代わりすることが出来ます。ただし、殿はそのターン逃亡に参加できず、行動も行えません。

また、殿が逃亡ロールに失敗した場合も、逃亡に参加したPCは全員そのターン行動できません。

同行ルール

PLの合意が成り立った場合、複数のPCの遭遇襲撃判定を一度に行うことが出来ます。

この場合、マスターのPC一名を決めてロールを行ってください。

マスターと人形はデフォルトで同行状態にあります。

余力の回復

BFC全体を通して、1チームにつき5回の回復を行うことが出来ます。

回復は戦闘終了後のみ行えます。よく考えて使用しましょう。

タリスマン

意思を持たない人形は、タリスマンを得ることによって自我に目覚めます。

参加人形のマスターが集中力を3消費することにより、人形はクロスアップします。クロスアップ状態では、各タリスマン固有のパッシブスキルが自動的に発動します。クロスアップの状態は、休憩を一度行うごとに解除されます。 マスターの体力及び、集中力が0になったとき、クロスアップは自動的に解除されます。

また、クロスアップ状態でマスターが集中力を1消費することにより、アクティブスキルを発動させることが出来ます。

マスターの集中力が0になった場合、クロスアップは自動的に解除されます。

タリスマンの破損

クロスアップ状態で人形の体力が0になった場合、タリスマンが破損します。

破損した状態のタリスマンでクロスアップを行うことは出来ません。

タリスマンの状況

星座 所有者 破損 特殊能力
白羊宮    
金牛宮    
双児宮 少女人形の魔  
巨蟹宮    
獅子宮    
処女宮 糸屋のアリス 戦闘時+1補正?
天秤宮 品咲渚  
天蠍宮    
人馬宮 ヘタレ→破損 パッシブ:対天蠍宮。マスターの体力を強制的に1にする
アクティブ:イニシアティブ時にエキストラ+2
磨羯宮    
宝瓶宮 少女人形の魔  
双魚宮    

メモ

作品リンク

承前

Alice in YarnShop、桜木達大と出会うこと
キャラチャット:糸屋のアリスが桜木達大,波佐間御南深の二人と出会い、ブルーフェアリーカップについて語ること。

小説

戦いの幕開け
シーン「水瓶座の悲劇」、関連ログ2006年4月23日その1その2

チャットログ

戦闘

戦いの軌跡

BlueFairyCup 1
◎糸屋のアリス&モジャ公 vs ×ヘタレアリス、▲渚
BlueFairyCup 2
◎ダムディーΩ&ヨルグ vs ×春奈人形、▲御南深
BlueFairyCup 3
◎ダムディーΩ&ヨルグ vs ×スティーリィ、▲葛海 / 少女人形の魔の乱入
BlueFairyCup 4
◎ダムディーΩ&ヨルグ vs ×ブラッディメアリ、▲覆面マント
BlueFairyCup 5
◎浄瑠璃人形 vs ×昌平、×Alice in Echo
BlueFairyCup 6
幕間:葛海とヨルグ、そして御南深
BlueFairyCup 7
幕間:玉緒と少女人形の魔
BlueFairyCup 8
模擬戦:木霊VSテンプル蕎麦
BlueFairyCup 9
◎少女人形の魔 vs ×ヨルグ、▲ダールダム&ディールディ
BlueFairyCup 10
幕間:鐘継暗躍、ダールダムに御南深
BlueFairyCup 11
ダールダムへのGM見解 / ◎セーラーソイルフィギュア vs ×浄瑠璃人形、▲老紳士 / 幕間:糸子の思い出 / 幕間:ソイルとメガネ
BlueFairyCup 12
幕間:メガネと少女人形の魔、ムーニーマン
BlueFairyCup 13
▲セーラーソイルフィギュア(単独) vs ◎謎の女と子供 / 幕間:メガネ煩悶 / 幕間:渚復帰へ
BlueFairyCup 14
糸屋のアリス&モジャ公とダールダム、御南深協力関係に / ▲比企鐘継 VS ◎比企玉緒 / 幕間:追い詰められるメガネ

話題まとめ

ルール検討中の話題

※ この頃の内容は、決定稿とは異なります。

月影れあなさんによる暫定(?)ルール解説
ブルーフェアリーカップのルールと進め方に関する案
愛すべき雑魚キャラたち
ルール初稿公開
固まりつつある、ルールと参加者
参加制限については、「プレイヤー一人あたりのPC数は二人まで可能。で、二人使う場合はマスターと人形のコンビでなければいけません」「ゲームに参加しない演出上の登場であれば何人使ってもらっても良いですけど」。なお、残り枠は4組くらいである模様。(5/15現在)

開始後

前夜のキャラチャット2戦についての話の他、HA06でPCを殺そうと動くこと、について、既存キャラで命のやりとりは難しい等の話

資料リンク

ピノッキオの冒険
ブルーフェアリーカップの名前の『ブルーフェアリー』や『オールドゼペット』など幾つかの用語が、この作品から取られている。

キーワード

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