RPGツクール
RPGツクール
1992年、アスキーから発売されたPC-98用ソフトRPGツクールDante98をその祖とする、一連のRPG作成ツール群の総称。同社から発売されたゲーム製作ソフトDANTEやチャイムズクエストの流れを汲む。
時に若者を物語製作に向けて駆り立てる力を持つ。かの鬼才日日日も小説を書き始めたきっかけはRPGツクールにあると聞く。
主なソフト
- 天使の微笑
- ツクール2000にて製作された中篇RPG。サークル「アルファナッツ」初製作作品。同サークルシナリオ担当ヒデ氏の製作した一連のRPGの続編に当たる作品で、「今の風を感じて」とは同時間軸上の話にあたる。
辺境紳士さんの描く美麗なイラストや、霜月はるかさんの歌う主題歌など魅力的な要素が満載。
- L-FORCE
- Dante98にて製作されたRPG。雑誌Login Sofcom4号に収録された。ラグナロクを経てキリスト教流入後の北欧世界というあまりにも独特な世界をもつ。物語の随所に、作者の北欧神話への愛が感じられる作品。
公開Webサイトはもう無いが、そふこん(補完)ホームページにて補完されている
- Check mate!!
- インターネットコンパク1999年3月銅賞作品。高校生名探偵の登場する、王道的ドタバタギャグ推理物作品。バグが多いのが玉に傷。
- コープスパーティ
関係参加者
- Morris
- 中学生の時にDante98と出会う。その後、チャイムズクエストを経由し、Dante98II・95・2000は発売週に購入。もっとも、2000の(特にゲームとしての)操作性の悪さにうんざりし、持ち前の飽きっぽい性格も影響して、それ以降は買ってない。
製作したゲームはDante98で3本、チャイムズで1本。98II以降は完成させたものはない。しかし、その過程でプロジェクトの管理の方法と大切さを学ぶ。また、現在のゲームデザインの基礎になっていたり、そのときのキャラが今のTRPGの自作NPCになっていたり(そして4人ほどHA06に登録されていたり)する。
- 月影れあな
- 小学生の頃スーパーファミコンソフトRPGツクール2に触れたのが初め。そも、れあながお話を書き始めたのも、中学校時代、RPGツクール95に触れて「いつか自分もこんな風にゲームが作りたい」と思ったのがきっかけである。
特に印象深いソフトは「Check mate!!」、「囚人へのペル・エム・フル」、「天使の微笑」など。特に「天使の微笑」の製作者、ヒデさんをリーダーとするサークル「アルファナッツ」には心酔とも言える感情を抱いている。
- 渚女悠歩
- 小学生の頃、なにげなくRPGツクール95を買ってしまったのが運の尽き。本格的にはまりだしたのは、RPGツクール2000の時代から。「Gu-l」「女神の涙」などに感激し、いつかこんなゲームを作りたいと夢想した中学の日々。今でも小説家の道を目指しつつ、ゲームシナリオライターの道に行きたいと思っているのはそれが影響している。