Evil Forge
Evil Forge
米国のブルーキャピタル社がサービスを提供しているMMORPG。
2034年の制作発表から数回のテストプレイ期間を経て2036年に正式サービスが開始される。2037年には追加パッケージCall from Farが発売され、2038年の年末には正式サービスと同時に導入される予定だった擬験を使ったアクセスが実装される。
2039年には二度目の追加パッケージ、Rebirth of Godが発売された。2040年には三度目の追加パッケージ、War in Paradiseの発売が予定されている。
なお、擬験によるアクセスには追加料金が必要となる。
データセンターはフラワーポットにある。
ストーリー
邪神と契約を結んだある小国の王は、己の都と民を地の底から吹き上がる火山に捧げて力の源となる宝石を作った。長い戦いの末に邪神は倒され、彼もまた自らが造り出した火山の火口、邪悪の炉へ宝石もろとも落とされる。
それから遥かな時が過ぎ、世界は平和になったかと思われた。しかし、長い時の果てに王は邪悪の炉と宝石の力を使い、魔物を創造して世界へ放ち始めた。
Evil Forgeのストーリー概要より。
世界の“外”から力を引き出す召喚の秘法。全ての歴史から抹消されたはずの力が、一人の魔術師により蘇った。
彼は既に辺境を異形の群れで席巻し、狂気の力で世界を支配しようとしている。
Evil Forge: Call from Farのストーリー概要より。
凶兆を告げる天の星が紅く輝く時、最大の邪悪が復活する。
邪悪な王と共に倒されたはずの邪神が、今再び地上へ還ってきた。突如大噴火を起こした邪悪の炉の地下では、死した神を封印していた地獄の蓋が破壊され、邪神と彼女に率いられた邪悪な死者の軍団が地上へと進撃を開始した。
英雄たちよ、三度立ち上がり邪悪の軍勢を殲滅するのだ。
Evil Forge: Rebirth of Godのストーリー概要より。
主なエリア
- テンプレート:rb(城,キャッスル)
- 世界の中心に位置する最大の街。中心には逆さまになったバベルの塔といったおもむきの建造物が建っており、城と呼ばれている。
- 邪悪の炉
- リッチとなった王と、彼の創造したモンスターが巣食う基本セットでの最難度ダンジョン。コンセプトは火山、そして地獄。
- テンプレート:rb(魔術師,ウィザード)の塔
- 強大な魔術師と彼によって召喚されたモンスターの軍団というコンセプトのダンジョン。上級者向けで全十層によってなる。Call from Farでの追加エリアで、ストーリー上では最終到達地点になっている。
PCとプレイヤー
- Tsukasa(ツカサ=ヨーヘイ・クサカワ)
- テストプレイ期からやり込んでいる廃人。基本はソロプレイ。魔術師の塔の十階でよく狩りをしている。
- Nikias
- 城でよくチャットをしている。自称軌道人。死んだりしたときの言い訳は「軌道からはラグが酷い」
- Ennoia(エンノイア)
- ツカサ=ヨーヘイ・クサカワが作ったプログラム。
関連する用語
- EF
- Evil Forgeの略称。ゲーム内マップの邪悪の炉を指すことも。
- CfF
- Call form Farの略称。
- RoG
- Rebirth of Godの略称。
- 10階
- 魔術師の塔10階のことを指す。
メモ
Call from Far発売時のレビュー
- 「今さらクトゥルフ神話かよ」と思った。開発者は安易な引用を反省すべきだと思う。
- 最大のウリである擬験によるアクセスが開発できていない苦し紛れに出したパックという評価は否めないが、一年遊んだユーザの欲求に応えるだけの新装備、新マップ、AIのアップグレードは評価できる。
擬験によるアクセス開始時のレビュー
- 世界各地でリサーチしたというだけはある出来だと思う。しかし、デフォルト設定のままだと攻撃を受けた時に痛みを感じてしまうのはどうかと思った。
Rebirth of God発売時のレビュー
- 既存のダンジョンをダイナミックに再構築し、アップグレードしないユーザに対しても目を引く内容。また、擬験用のサービスも拡張されており、料理システムの精密化などは新たな遊びを提供してくれそうだ。
War in Paradiseリリース前情報
- RoGで完結した物語を引っ張らず、新しい地平を構築していこうという意気込みは評価できる。Evil Forgeでそれを展開させていくことについては賛否あると思うが。