錬金術
錬金術 ( alchemy )
ユーラシア諸地域の密儀宗教とも関連性を見出すことができる。
書籍紹介
錬金術大全
錬金術の通史を文献学的にまとめたものです。巻末には、大英図書館の錬金術関連の写本や手稿の目録と簡単な錬金術用語辞典がついています。図版も多めで、カラーの図版もあり、価格なりのものはあります。
図解錬金術
F-Filesの一冊。
賢者の石、ホムンクルス、ゴーレム…。魅力的なエピソードに満ちた「錬金術」の世界が図解でわかる一冊。歴史・理論・人物・逸話など、錬金術の基本的な情報を、できるだけわかりやすく、簡潔に紹介する。
「知の再発見」双書 錬金術——おおいなる神秘
黄金や不死の霊薬を生成し、万物の創造の根源を学ぶ錬金術は古代エジプトに起こり、ヨーロッパで華開いた。近代化学の母胎となり、デューラー等の芸術家にも影響を与えたこの知の技法を華麗な図版で紹介する。
錬金術の世界
古代・中世を経て現代に至る、ヨーロッパ文明の地下水脈に、人類の秘められた、夢と象徴の元型をさぐる。—近代知が見失ってきた魂の救済や生命の蘇生などをめぐる、中世の壮大かつ豊饒な知の体系を、精神分析学の成果を駆使して、深層から掘り起こし平明に解き明かした、錬金術研究の決定版。
魔術と錬金術
新プラトン主義、ヘルメス思想、占星術…。ミクロコスモスとマクロコスモスの照応を信じた「魔術の知」は、自然哲学の一つの型であり、有機的生命論であった。古代、地中海という風土に生まれたこの思考様式は、中世以降、異端視され排斥され続けてきたが、ルネサンス期に蘇り、硬直・枯渇化した西欧文化に霊感を与えつつ広がった。今なお閉塞状況にある近代知にパラダイム転換を迫る大きな可能性を秘めている。本書は、迷宮におけるアリアドーネの糸となって、読者を導き、驚くばかりの明晰さで魔術・錬金術の宇宙を開示する。