記述式魔導術
記述式魔導術
魔術の属性などを記述したプログラムを用意し精神力を元に発動させる。発動形式が複数あり、応用範囲が広い事が特徴。
一般的な地水火風はもちろん、限定的だが時間と空間にも干渉できる。
たまにノリと勢いでかなり無茶な事をしている時があるがそういう時は多分氷我利のPLがどうかしているので笑って流して欲しい。
氷我利の師匠から受け継いだ赤い魔導書に書かれている赤の式と、術式の複雑さをある程度簡略化した氷我利考案の緑の魔導書に書かれた緑の式の二種類がある。
術式形態
- 赤の式
プログラムを書くようにどのように魔術を発言させるのかということを事細かに書き記す方式。 正確で精密な術になる代わり、記述時間が生じるためとっさの判断の 必要な戦闘には向かない。あらかじめ何かに記述しておくか、 翡翠式魔導杖を用いることで記述時間を0もしくは大幅に短縮できる。
- 緑の式
赤の式の最大の問題点である記述時間を短縮するために考案されたもの。 あらかじめ各属性を現す文字が単体で意味を成す、つまり魔術として発動しうるほどに意味を集約し属性文字とつなぎ記号で式を構築するもの。 文字が複雑になる代わり、記述面積と文字数が少なくなり発動に要する時間が短くなった。
記述方式は間接記述方式を除く全て。
記述方式
- 直接記述方式
- 魔導式を直接何かに記述し魔導式に直接触れる事で精神力を供給し発動させる方式。
- 長所:トラップのように場所に配置することが可能。新しい式を魔道書に記述する時もこの方法である。並列化も可能。
- 短所:素手である必要は無いが、手で触れられない場所には記述不可。長い式を書くときに、長い時間がかかってしまう。記述ミスの可能性は状況に応じて変化。
- 間接記述方式
- あらかじめ魔導書に書き込んでおいた魔導式をなぞる事で記述、及び精神力の供給を行う。
- 長所:長い式を正確かつ速く書くことが出来る
- 短所:必ず本を開いておく必要があり、発動中は無防備としか言えず近接攻撃などは不可能に近い。
- 仮想展開方式
- 魔導式を脳裏に思い浮かべる事で記述の代わりとし、発動する。
- 長所:記述の必要が無い。訓練しだいで高速発動可能。
- 短所:長い式を発動する事が難しい。記述ミスの可能性が高い。術式の丸暗記必須。
- 術式展開方式
- 魔導書と互換性のある杖である翡翠式魔導杖に魔導式を展開(ロード)させ、杖を介して精神力を供給し発動する。
- 長所:高速かつ正確、大規模な術式も展開可能。
- 短所:翡翠式魔導杖と魔導書が手元に無ければ使用不可。