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非日常の側面から得られる情報。(技能値目安13)
 
非日常の側面から得られる情報。(技能値目安13)
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一般には明かされていないが、『東京湾アイランド構想』は戦後間もないころに米国に親しい官僚の一派閥から上がったものである。大量の外貨獲得を行うことを目的として考案したものであり、その核心は公営カジノの設立だった。つまりカジノが合法化されることが不可欠であり、日本においてその実現は困難だった。
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一般には明かされていないが、『東京湾アイランド構想』は戦後間もないころに米国に親しい官僚の一派閥から上がったものである。大量の外貨獲得を行うことを目的として考案したものであり、その核心は公営カジノの設立だった。つまりカジノが合法化されることが不可欠であり、当時の日本においてその実現は困難だった。
    
しかし、70年代末期に『[[譲原家]]』がこの構想に着目したことで状況が変わる。
 
しかし、70年代末期に『[[譲原家]]』がこの構想に着目したことで状況が変わる。
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古くから不動産と建築業で富と権力を成し、行政のフィクサーとして君臨していた譲原家は、程なくしてその影響力をもって『カジノ特別行政区に関する法律』の可決を国のシナリオとして決定づけた。カジノ派の官僚派閥はカジノの設立を叶えその利益を得ること、譲原家はその見返りとして将来に渡る莫大な建設利権の大部分を内々に獲得したのである。
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古くから不動産と建築業で富と権力を成し、行政のフィクサーとして君臨していた譲原家は、構想に係る完了派閥を取り込んだ。程なくしてその影響力をもって国が公営カジノを合法とするように誘導し、その可決までのシナリオを用意した。そして譲原家はその見返りとして将来に渡る莫大な建設利権を独占したのである。
    
西暦1988年。シナリオに合わせて、先発している幾つかの東京湾岸地区の再開発を隠れ蓑に人工島の建造が開始された。<br>
 
西暦1988年。シナリオに合わせて、先発している幾つかの東京湾岸地区の再開発を隠れ蓑に人工島の建造が開始された。<br>
しかし、2008年12月。当時の譲原家の当主が急逝したことから自体が一変する。豪腕として知られた当主の逝去により譲原は内部分裂を起こし、フィクサーとしての影響力を大きく欠いてしまったのである。このお家騒動が原因で『カジノ特別行政区に関する法律』は半ば頓挫し、計画の進行が事実上不可能となってしまう。連鎖的に関連する事業が相次ぎ破綻し、その負債を補填するため譲原家は建設利権を含めた資産を切り売りすることとなってしまった。
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そうして『東京湾アイランド構想』はまるでそもそも存在していなかったかのように人々の記憶から消え去った。
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この時期にオノゴロ島は作業員が退去し完全な無人となり、契約交渉の混乱でその所有権すら曖昧な状態となる。しかしオノゴロ島は既に9割の施工を終え、誰もがその姿を確認できるものとして存在していた。オノゴロ島は本来の役割を果たせなくなり、行き場なく宙吊り状態で残ったのである。
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 しかし、2008年12月。当時の譲原家の当主が急逝したことから自体が一変する。当主の逝去は譲原家の内部分裂の末の出来事と噂されているが、真相は不明である。
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そこから異変が発覚したのは2013年のことである。
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この騒動によって譲原家は力を半減し、フィクサーとしての影響力を大きく欠くこととなった。譲原家の力が弱まったことにより政界の勢力図も激変することになり、計画の進行が事実上不可能となってしまう。
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島は不可解にも長らく誰の目にも止まらず放置され、この年にやっと政府の管轄として管理されることとなった。しかし、その時には既に島はなんらかの超常的な力に包まれ、島内は空間が大幅に拡張された完全な[[他界]]となってしまっていたのだ。
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連鎖的に関連する事業が相次ぎ破綻し、その負債を補填するため譲原家は建設利権を含めた資産を売却。その計画の名残は東京湾岸の再開発事業として再編され、『東京湾アイランド構想』はまるでそもそも存在していなかったかのように人々の記憶から消え去った。
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この時期に、オノゴロ島は作業員が退去したことで完全な無人となり、契約交渉の混乱でその所有権すら曖昧な状態となる。しかしオノゴロ島は既に施工を終え、誰もがその姿を確認できるものとして存在していた。
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 そこから異変が発覚したのは2013年のことである。
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島は不可解にも長らく誰の目にも止まらず放置され、この年にやっと政府の管轄として管理されることとなった。しかし、その時には既に島はなんらかの超常的な力に包まれ、島内は空間が大幅に拡張された完全な[[他界]]となってしまっていた。
    
== 島内の現状 ==
 
== 島内の現状 ==
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==== 空港 ====
 
==== 空港 ====
オノゴロ島南端部に存在する離れ小島。元空港建設予定地で、現在は政府の唯一の拠点。後述するゲブラーゲートによってオノゴロ島本島と接続している。島と直接繋がっていないためか、島の影響が最も少ない。
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オノゴロ島南端部に存在する離れ小島。元空港建設予定地で、現在は政府の唯一の拠点。後述するゲブラーゲートによってオノゴロ島本島と接続している。本島と直接繋がっていないためか、島の影響が最も少ない。
    
==== ゲブラーゲート ====
 
==== ゲブラーゲート ====