無限の卵

無限の卵

 狂気の探求者ステファン・モローが求めるもの。
 完全な生であり、完全に死を超え、老いることなく、永遠に高みに這い上がり続けるもの、閉じた円環の中で永遠に苦しみ成長し続ける存在。
 しかし絶対存在を求めながらも、完成は成長の終焉と同一であり、無限に変わり続けていく未完成であり続けなければならないという矛盾を抱えている。

いかに死なぬ老いぬ肉体であろうと、
その内に篭る魂、精神がその肉体にそぐわぬかぎり、
それは狂気の末に崩壊にいたる。

ある組織で様々な実験を行った……
追い詰められた状況下、憎悪、苦痛、狂気、虐待、陵辱
……あらゆる実験を耐え抜いたのは、たった一人

そして、それは未だに生き延び、更に積み上げ変化しつつある。
成長しづつけ、肉体はループし、蓄積していく……終わる事無く。

 バカボンボンから得たクカラチャの資料を基に始祖を素体にし、肉体(ハードウェア)を構成。ほぼ完成している様子。あと魂(ソフトウエア)であるウヤダの確保と万物の根源を再構築できるクーネルダールの魔術を得て完璧なものにすることを望んでいる。

登場作品

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関連人物

ウヤダ
魂の素体予定。仕上がりは上々。
Blanca
肉体の素体1。ほぼ完成。
シンシア・クロフォード
肉体の素体2。白い少女の再構成の元となり、経験蓄積のライブラリとして組み込まれる。
書化魔女るり子
魔女の血を触媒に用いて安定性を持たせる。もう生きながら全身バラバラ状態で血液製造マシンです、合掌。
浮葉の君
融合を完全なものとする為のクーネルダールの魔術の原理を握っている。

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