弓削孝則


弓削孝則(ゆげ・たかのり)

吹利県水道局霞ヶ池対策室に所属する隻眼の魔術師。
右目は水に堕ちた夕凪なずなによって抉り取られており、眼窩には魔力を高めるための呪具を埋め込んでいる。
呪具はアイパッチで隠しているが、呪文の詠唱や発動の際にはサングラス越しに赤い光を発する。
無表情な様子や大柄な体格と相俟って、ターミネーターのように見えるとか見えないとか。

関連する用語

信念/個々の命の重さは軽い
大多数を守ることを最優先し、自分を含めた個々の人間の存在は二の次として考える。
元素魔術
地水火風の四大元素に光と闇を加えた六元素の魔術を操るが、中でも隠密性に優れた闇属性の術を好んで扱う。魔術的な肉体強化や右の眼窩に埋め込んだ呪具により、準備のための挙動や呪文詠唱を極限まで省略した術式を用いる。
人外の存在に対する憎悪
幼い頃、妖怪によって両親を殺された経緯から人外の存在を激しく憎むようになった。
呪具『瑪瑙の義眼』
2006年頃に夕凪なずなに抉られた右目の代わりに使っている義眼。装備者の魔力を高める他、魔術的な視覚機能によって生身の目の代わりとして機能する。装着以後、徐々にではあるが装備者である弓削の骨組織を呪具の一部として置換しつつあり、このまま置換が進めばやがては全身の骨組織が瑪瑙の義眼の一部となる可能性がある。

人間関係

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