フランクス・ローダ
フランクス・ローダ Furankus Rhoda
ソーン王国連合の宮廷術師。空間場工学の大導師。炎の力の王。触覚が優れている。心理学にたけている。ニモトの関係学を修得している。
当代若手きっての天才である。自分と同じ様な境遇に育った弟子達(フーン、ディスタ、マーティ)それぞれの持つ劣等感を見抜いていて、さり気なくそれに気をつかわせないようにしている。
痩身で、手首なども非常に細いが、手は大きい。あまり健康的とは言えないこけた色の細い顔。斜視。色あせた黒、と表現される髪を伸ばして後ろで束ねている。髪よりも色あせて見える黒の瞳。王城に出向く時はそれなりに威厳のあるニモトの儀礼服を着ている。表情は豊かな方ではなく、どちらかと言うと神経質に見られる。
内気で、疑り深いかった。柔和だが、容姿のために雰囲気が陰鬱な所があり、誤解を受けやすい。表情とはまったく逆で、非常に温厚。人の感情に敏感。かなりの酔狂。内向的で話し下手。趣味にこだわる。
鑑定などに時間をかけ、必要以上に撫でたりして手触りを楽しむ。指輪収集家。バナナが好き。森の中が好きで、動物をかわいがるため、傷つくことや傷つけることを極端に嫌う。自分が常に人の目にさらされて来たため、相手の値踏みにも気を使う。初対面の相手の反応を楽しむ、屈折した所がある。笑うのが下手。話し上手ではない。死については、人一倍悲しむ。余り知識をひけらかさない。協力を求める者への援助は惜しまないが、自分から進んで協力することはあまりない。
指輪多数。ローダの塔。温室。知性ある光球エニイマ。ベノ＝リゥムの指輪。噛みつく指輪。
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