シザン Sizan

ローデの神々(ローデ・ミナスト)の一柱とされるが、その起源は不明確。ニモトロセアと呼ばれている神格と同一のものであるらしい。

時と運命の守護者」の称号で知られるものの、人格神的な描写をされていない。これは他のローデの神々との大きな相違点である。

逆正三角形の各頂点に球があり、三角を光を表わす直線が貫いている図形を象徴としている。また「流れとしての時」と「支配」を象徴する神格であるとされている。聖具としては青と白の聖衣が有名である。

戒律には「克己心を忘れる事なかれ」や「なんじ自らを支配せよ」、「先見を持って日々を有意義に生きよ」などがある。

シザンの力を借りた特殊な神力には、時間の操作や封印、予知、宿縁の感知などがある。 もともとの由来は良く解らないが、ローデ文明においてクラロデ神教の主要神の一柱として取り入れられたことが知られている。のちのセンティア文明期には力の神々の枠外に位置した事からどちらかといえば辺境域で信仰された。

ピタタレス帝国では(おそらくはニモトがらみで)主神の一柱として信仰の中心に位置した。また同時期……もしくは若干先行して存在した古ロトス王国の主神としてもシザンが信仰されていた。

現在の表の最大の信仰集団はロトス王国のシザン神殿である。その背後には光の家系と称されるロトスの王家と、その一員である時の御子シェール・カルキア率いる時の使徒運命の使徒と呼ばれる強力な術者集団が存在する。また、時の知恵派として知られる神域以上の術者集団とその武道方面の盟友青の騎士団もシザンとの深いかかわりを持っている。

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