アトランティス帝国
アトランティス帝国
銀河に二万年前から存在した強大な星間国家。超古代の地球文明に由来する銀河帝国の一つ。地球人と同祖の民族アトランティス人が主体。
後には地球の封印と呼ばれる現象に伴う大規模惑星上ゲート事件(自然か人工かは不明)により、地球上の首都は消滅、残余はオリオン腕の各地に散らばった。事件に伴い政治的にも分裂崩壊した暗黒の時代を経て、首都の一部の転移先であった現在の中央アトランティス星系を拠点にして復興再編を遂げた。
しかし一万年の年月とともに霊的権威も衰えをみせ、首都残余の捜索など復古運動による再生も模索された。AD2000年の地球人類との再接触も、その過程で発生した。
封印解除を端緒とする宇宙雄飛を遂げた地球人類の動きをうまく御することができず、わずかな間に一大勢力となった地球系諸国家を制圧しようとした試みは、逆に自らの命脈を絶つことに繋がった。 →第一次銀河大戦
2150年には複数の星間帝国がアトランティスの権威を争っている。
歴史
便宜上、年代は西暦(AD)で記述する。
- (年代)
- (出来事)
- 紀元前2万年頃
- アトランティスの地球人類が銀河への道を発見する。
- 紀元前1万年頃
- 地球に異変、アトランティス帝国の首都のあった島国が地球上から転移消滅する。
- 2000年
- アトランティス帝国の放った探査船(通称・二十面体船)の一隻が太陽系に飛来、月と衝突。
- 21世紀
- 宇宙雄飛後の地球系諸国家との対立が深刻化し、オリオン腕方面の覇権を賭けて開戦に踏み切る(第一次銀河大戦、2067年〜2115年)
- 〜22世紀初頭
- 長年の政体の疲弊・硬直化に加えて、地球連合軍との大戦による弱体化が拍車をかけ、支配下にあった国家・種族が相次ぎ反乱。帝国としての体制が崩壊へ向かう
- 2115年
- 手薄になっていた主星への地球連合軍艦艇による奇襲が元で、第十三アトランティス帝国が崩壊。銀河大戦終結
- 〜22世紀半ば
- 旧帝国版図は、複数の「アトランティス帝国」と無数の独立惑星国家に分裂。地球系諸国家は、勢力圏を多少広めたものの、大戦後は帝国方面への進出は控えるようになり、その分ペルセウス腕方面への開拓に重点を置くようになる
資料リンク
- [[語り部ML-22728 [LGL] 星間帝国アトランティスと戦闘種族の末路|http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/22700/22728.html]]
- アトランティス帝国やその周辺種族に関する設定について