《水の冠》

《水の冠》

 1997年に壊滅した魔術結社《朱の波紋》の残党により再建された組織。O∴W∴Cとも。

 霞ヶ池の擬神化である現人神ヒルコサマの力を用い、現世に綻びを作ることによって全ての多界の境界が溶けた『大洪水の時代』の再来を目論む。
 自分達だけは『箱舟』と呼ばれる装置により生き延びることが出来ると信じている。原始の水から新世界を生み出し、造物主となるのがその最終的な目標だ。  

規模
数名の幹部と百数十名の構成員からなる。
知名度
規模の大きい組織には存在が知られている。

霞ヶ池に関係する活動内容

任務
水による世界への侵食。
動機
『大洪水の時代』再来を目論んで。
作業
水の力を用いて人や封印、他界を溶かす。
利点
水の力を利用できる。
制約
あまり大手の組織に目をつけられたくないので、構成員は直接的な行動を控え、間接的に水の力を使わせる。

関連人物

ヒルコさま
 《朱の波紋》が水と親和性の高い操水術師の体を母胎に創り出した現人神。霞ヶ池の御子。
 《朱の波紋》の壊滅と同時に、水道局の管理下に置かれていた。近年廃棄が決定するも、管理施設を破壊して逃亡を図る。
 放浪していたところを癸茜に拾われ、《水の冠》結成の中核に置かれる。
朱門大光
 前身となった《朱の波紋》首領。大達人。勘当されたが、紅雀院の分家出の魔術師。故人。
癸茜
 《水の冠》三人の首領の一人。水売りの女。小達人。組織の目的とは別に、個人的な目的があって動いている節がある。

構成要素

名前
解説

関連地名

名前
解説

関連組織

《朱の波紋》
組織の前身。97年に壊滅している。

言及作品

現実と空想の境目を溶かす水
癸茜の陰謀。

話題まとめ

資料リンク

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