ルミス流剣術 Rumis School of Swordsmanship
マクワウィアではもっとも一般的な流派の一つ。
流派の伝承によれば、開祖ルミスが霊山ヘラトにて修行中に霊夢を見て開眼したと伝えられているが、実際にはヘラト近辺の森の民の間に伝わっていた剣術をルミスが独自に改変して学びやすくしたものである。
だからといってルミスの才能が否定されるわけではなく、後に多数の流派のもととなったことからも分かるように、整理された型の体系と段階的な修行階梯で誰でも学べる剣術を作り出したルミスの才能は剣神として崇められるようになったのも無理はないほどのものであったと言えよう。
ルミス流には現在では正当嫡流と呼べるものは存在せず、ルミス流○○派を名乗る各種道場がマクワウィア全土、いやそれ以外にさえも多数存在している。
ルミス流から派生した各種流派には二通りのものがある。ひとつはルミス流の特性である学びやすさを高めるための工夫を付け加え、町道場などで広まっていくもの、もうひとつはルミス流では階層制度のせいで浮かばれないことの多い天才肌の剣術家が独自の流派を起こす場合である。
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