百鬼夜公
コローネー氏族の始祖。決まった名称は無く、大概は通称の一つ『百鬼夜行の大公』を省略して『百鬼夜公』と呼ばれる。
起源不明。その昔(主に紀元前)は放浪する不死の軍勢と認識され、無類の超災害として各地の王家を震え上がらせていたらしい。その間に増えた血族を安住させる意味で一世紀頃に北欧に落ち着いたらしい。その後はたまに世界旅行に出かけるくらいで、おとなしく隠居していた。
フランス七月革命前夜に行なわれた大規模な異端狩り活動『七月の銀砂』においてブリンガーの、アエトスの処女と対峙し、大きな戦火を起こす。その責任を取る形で教会によって封印される。
後に誤解が解消され、封印の必要性がないと判断された。しかし、手の込んだ封印を受けたため現在も封印からは解除されていない。2011年に封印が解かれた。
関連する用語
- 百鬼夜行
- 百鬼夜公の代表的能力。力の及ぶ任意圏内の事象に対して再構築・再設定を行い、一次的にその場の存在全てに姿や力を与え不死の軍隊に変える恐ろしい能力。
- 千の封印
- ある教団が作った至宝の一つ。怪物用拘束装置。もはや既存の術では滅せぬと判断された場合使われる。
- 一度封印を施すと封印解除に千の鍵を必要とし、封印が解除されたあとも数年間に渡って能力が著しく弱体化する。70年の内に殆どの鍵を回収し、残りの鍵は全て日本にあるらしいよ。