獣人一族
- 九州奥地にひっそりと暮らしていた獣人。橋本を名乗る。
- かつての霞ヶ池B文明末期の生きた遺物の末裔。
- 同じ源流に蒼雅家がいる。
- 獣に変じる以外はこれといった能力は無く、獣の衝動で粗暴な行動を起こすこともあり、捨て置かれた。
- 蒼雅はそのまま血統を掛け合わせて使役されていたが、廃棄された獣人は僅かな生き残りが九州の奥地に逃げのびた。
- 近代になって発見され、多くの獣人が獣人特殊部隊として悲劇の道をたどる。
- 橋本の獣人の中で一番強力で一番獣返りしやすいのが狼
- 暴走率も発狂率も狼がトップ
- 獣の本性に喰われた時の被害と危険度も一番ヤバイ。
熊本県、中部の山岳部、かつて人里さけて獣人らが隠れ住んでいた集落があった。 何故彼らが獣人として生まれついたかは彼ら自身も知らない。 ただ、人と違う時に恐れられ畏怖される存在であることは知っていた それ故に、ごくごく僅かな交流以外交わることなくひっそりと過ごしてきた はずだった。 時代が変わり新しい政府の元で、獣人達の集落も正体を隠しつつも世に混ざりつつあった。 そして戦争が始まり、獣人の正体を見抜きこの強さに目を留めた軍の将校の手により 獣人特殊部隊が結成され、戦線に投入することになった。 狼を中心とした実戦兵、川獺ペンギンなどを据えた水中工作兵、鷹燕などの伝書兵。 多くは強制的に兵として借り出された。 その大半は戦死もしくは帰還せず、生き延びた僅かな者達も最前線で深手を負い 次々と死んでいった。 そして終戦を向かえ、瓦解した陸軍特殊部隊指揮から逃げるように獣人らは故郷を 捨てて街へと散っていった。
リスト
- 橋本三郎
- ワーペンギン。
関連する用語
- 人虎一族
- 生き残った獣人一族の一派が大陸に渡り、妖怪と交わって生まれた一族の末裔。獣人一族の亜種的存在とも言える。