ベタ Beta; Betta Splendens
東南アジアに生息するスズキ目アナバス科の淡水魚。闘魚 (fighting fish) とも呼ばれる。
派手な色をしており、オスは大きな尾ビレと背ビレが美しい。
- 見た目の美しさにそぐわず、同種に対する闘争性が非常に強く、ひとつの容器に複数のオスを入れると、どちらかが死ぬまで闘い続けると言われる。
- 原産国のタイでは、闘魚として賭けの対象としても人気がある。
- 一般に流通している、ヒレの大きいものは改良品種。その美しさから多くの愛好家が存在する。
- 他の種類の魚に対しては攻撃性が薄く、水質にもうるさくないので飼育は容易。
- アナバス科の特徴でもある、鰓が変化した空気呼吸器「ラビリンス器官」を持ち、定期的に水面から直に空気を呼吸する。
吹利では相羽尚吾が昔から飼っており、それなりに可愛がっている。
また、歴代のベタの霊たちが、飼い主相羽を案じ、現世に留まって集合霊となった赤ベタ、青ベタなども居る。