『異能』とは
『狭間』世界では想念の力、認識の力が実在し、魔術や超能力だけではない多才な異能が存在して、統一された神話・呪術体形はない。狭間06の多くのPCが持つ。特に現代科学で解明しきれないものをして指す。
リスト
A-Z
- Vivid Double
- 波佐間壬郭の異能。影を実体の二重体として捉え、本体がどちらかを不確定の状態にする。実体や影になにか悪影響があった時、もう片方が本体であったと決定される。
- Think
- 無道家の血族特有の吸血鬼異能。精神は肉体を超越し、在り方すら変容させる。また、理を経ずして結果のみを顕現させる。強力な自己暗示により変質をもたらす能力である。
あ
- あかいきつね
- 豊川火狐の異能。身の回りの火の気を炎獣として操る。このとき炎獣は狐の姿をとり、その大きさは元になった火に比例する。→使い魔の項も見よ。
- 朱流心導術
- アニメーター
- 無戸室近衛の扱う生命の創造能力。
- アポート
- 離れた場所にある物品を手元に引き寄せる能力。箕備瀬梨真がこの能力を持っているが、使っているところはほとんど見られない。
- 雨男(雨女)
- 自分のいる場所に雨を降らせる能力。本人が意識しなくても(むしろ雨を望んでいないのに)発動することもままある。
- 癒しパワー
- それがそこに居るだけで心も身体も魂も疲れが癒されてしまう存在。時にはその力で物理的な負傷すらも治癒する。
- いる
- 特定の相手にいつまでもつきまとい続ける能力。
- 違和感が無い
- 関連の無い場所に居ても、そこに居ることが不自然と、周囲に認知されない能力。
- 渦巻く水銀
- 里見喪子の右肺の位置にある鉱物。あらゆる物質を変質させる触媒。
- 鬼鎮め
- 上代郡の石田村にある鬼座神社の神職が、人に祟りなす鬼を鎮め祀るために伝承してきた秘伝。鬼の祟りを鎮めるための呪法である。
- 鬼の記憶
- 西園寺久遠の異能。自らと融合した鬼の記憶により、本来は知らないはずの知識を引き出すことができる。
- 鬼の災禍
- 西園寺久遠の制御不能な異能。鬼の力により起こされる災厄。いわゆる祟りの類の現象を起こす異能。
- 鬼の眼
- 西園寺久遠の異能。オカルト用語で言うところの邪視に相当する。最近では他人の動作を正確にトレースしたり、見切ったりするような使い方も確認されている。
か
- 蔡式風水
- 伝統の風水に蔡奏漣が仙術を加えてアレンジした風水。そのため普通の風水にはない概念や技術が混じっている。
- (仮称)〜・オブ・ニンジャ
- 藤林日和の正式名称のない異能。忍者ならではの技能体術をまとめた「アート・オブ・ニンジャ」、常人を超えた忍耐力の礎となる「マインドセット・オブ・ニンジャ」、第六感を含めた知覚力を表す「センス・オブ・ニンジャ」の3種がある。
- 怪異実体化
- 周囲5m内で幽霊を初めとする怪異を実体化する能力。対幽霊の場合、かつて実体であった時の状態に復元される為、幽霊故の異能が封じられる。相羽真帆のもつパッシブ異能。
- 鍵
- 開けたり閉めたり出来る「鍵」を使う。
- 神の声
- 忍足神夜のもつ力。声を通じて色々現象を引き起こす。
- 影渡り
- 吸血鬼の持つ影から影を渡り歩く力。
- 感情把握
- 相手の感情を、透明の球体内の色調や幾何学形として捉え、またそれを解釈する能力。
- 奇跡
- 高次元意志体である神が起こす超自然的現象。気分で創造したり壊したり。
- 括り
- 人の縁や紐、彼方と此方など具象/抽象関わらず、結びつけたりほどいたりする。日本神話の菊理媛のエピソードに由来する。
- 愚者の石
- 比企鐘継の脊椎と手首を覆う角質。媒体となり触れたものと反応を起こし、対象物の持つ概念一つを劣化させる。
- クリスタルレーザー
- 円井ひとめの邪視が一種。大きな単眼から撃ちだされる極太のレーザー。調節すればレーザーポインタとしても使用可能。
- クロイブタ
- 倉崎日向の悪魔の力。対象を黒い豚に変えてしまう。ただし日の当たる場所では使用出来ない。
- 幻惑魔眼
- 円井ひとめの邪視が一種。見るものを幻惑し、任意の幻を見せることができる。
- 合成同化
- 別々のものを一つのものに合成する能力。そのものの『能力』あるいは、『特性』や『状態』等などの能力を合成することも可能。
- コーヒーエヴァンジェリスト
- 異能であるのかどうか。己の珈琲愛とやらを相手の心に
浸食させ染みいらせて、あまねく広めようという非常に心温まる感情の発露。 - 言霊鑑定
- 言霊使いの応用の一つ。相手の発した言葉にやどる言霊を通じて、相手の個人情報(種族や霊気のタイプ,現在の体調や際立った精神状態など)を読み取る。
- 言霊使い
- 桜木達大の異能。この世のありとあらゆる存在と意思の疎通を成立させる。言霊の働きを通じて会話するところから、達大自身によって名づけられた。
さ
- サイコメトリ
- モノや場所から過去を幻視する能力。
- 催眠術
- 本多旅邁がその細い眼を開くことで、見つめた相手を眠らせることが出来る。但し、彼の場合はただ単に睡魔を催させるだけであって、幻覚を見せるわけではない。又、失敗することも多々ある。
- 櫻衛流懐式
- 櫻衛家に伝わるモノノ語により万物を操る術。門外の者には陰陽術として知られる。言霊を使う者とほぼ共通した力を持つが、言霊とモノノ語は別の存在。
- 里見の足
- 里見一族の歩行術。重力を無視したかのような怪奇な動きが特徴。
- 周囲安定化能力
- 周囲(ある範疇)の環境を本体に都合よく安定化する能力。しかし、外部との境には全てが『不安定化』される領域が形成される。
- 邪視
- 邪眼とも。妖精眼,魔眼,セカンドサイト,イーヴルアイなどとも称される呪力や魔力などを帯びた眼あるいは視線のことを指す。
- 浄歌
- 歌、もしくは楽器演奏により鎮魂・悪霊祓いを行う能力。Requiemのメンバーのほとんどがこの能力を持つ。
- 神眼
- 特殊な目。見切り、千里眼、オーラの視認、目自体の魔力、催眠術、幻術などができる。覚醒すると相手の霊的(エーテル面)での急所と空間の切れ目を視認できる
- 生体解剖
- 細胞と細胞の間に指を差し入れ、まるでミカンの皮を剥くように生物を生きたまま解体する能力。
- 召喚(送還)術
- 何かを呼び出す(送り返す)術、何かの道具や神などその対象は多岐にわたる。
- 聖装
- 草薙家の行使する滅魔武装。
- 生命の汚水
- 坂本麻依子の左腕より分泌される溶媒。水を伝達し細胞膜を浸透し体液に反応して目標を破壊する。
- 精霊魔術
- 物質、精神に宿る精霊に声をかけ不思議な力を起こす魔術。
- 接着
- 触れたもの同士を見えない何かで接着する。同能力ではがすことも可能。
た
- 大気圏逆水域化能力
- きっかけを想起することで、上空に『落下』、下方に『浮上』する能力。付随して、大気の流れを等高線のように色調の変化で捉えるようになる。
- 第三の眼
- 霊視・千里眼能力を持った眼。生物学的な眼ではなく、特殊能力を有する徴(しるし)である。
- 脱皮
- 外皮を一枚脱ぎ捨てることで、姿かたちを変えたり怪我した部位を修復したりする。
- タレント
- 雪花の持つ異能。→超能力の項を参照。
- 血肉授与
- 自らの血や肉を与えることにより相手の怪我や病気を治したり、不老不死を与えることができる。与えた本人は無論傷つく。
- 超能力
- 念動力、超感覚的知覚などのサイ現象の総称。超自然力、超常能力などとも言う。
- 超反則
- 反則を超えた反則。格闘の際に「上昇中無敵」「攻撃判定が前に出る」等の妙な効果を持つ技を使用できる。
- 通信リンク
- アンドロイド「学天則」シリーズが備える独自仕様の無線電波通信手段。
- 使い魔
- 童話やファンタジー小説でお馴染み、魔法使い達が連れて歩く小動物や小悪魔,妖精などのこと。ファミリアとも。
- 使い魔作成
- 使い魔を作る技能。その場で作ることも出来る人もいる
- 電子の括り
- 菊理媛の異能。電子的な情報やノードをくくったり、ほどいたりする。日本神話の菊理媛に由来する異能『括り』が、電子的な形で特化したもの。
- 電象自在
- 菊理媛の異能。実体のあるものを電子情報に変換して取り込んだり、逆に電子情報を具象化させたりする。
な
- 謎液体の行使
- ドルード・ルルドーの異能。触れた液体を超自然的な作用で変性する。
- 二重壁
- 李が常時張っている結界。外側が不倶。内側が蛇蝎。金剛とあわせると3重の防御となる。
- ニセノカミ
- 里見一族が前世紀の末に開発した眠れる決戦兵器。現在は江崎ぐりこがその一部機能の使用許可を得ているのみ。
- 熱自在
- 時任紅の異能。ただしこの呼称を使うのは上司の神楽森のみ。熱移動、熱界知覚の能力。
- 熱奪取
- 閑攣雹の異能。触れた対象から熱を奪い蓄積する。溜めた熱を放出することも自在。
は
- はぐれおざしき
- さちの異能。彼女を中心に、半径1mに常時展開されている結界。さちの力が及ぶ限り有形無形問わず一切の災いを近づけない。
- 発火
- 指定物に火をつける、何かを燃やす能力。パイロキネシスともいう。念動力の一種
- 返魂香
- 仕立てのお梅が所持する香。芳香に現実さえも曖昧にする幻覚作用がある。
- 氾濫する鉱毒
- 里見喪子の秘儀。渦巻く水銀を解放し、自己の肉体を溶かして己を触媒そのものとすることで、周辺の物質を変成させる。
- ふくのかみ
- さちの異能。訪れた家の住人にささやかな幸運を運ぶ。その幸運で沢山しあわせになるか、少しだけしあわせになるか、それともしあわせになれないかは、受け取った人の気持ち次第。
- 不幸の手紙
- 倉崎月下の悪魔の力。呪いを込めたプレゼントを渡すことでその相手を不幸にする。月下の意志とすら無関係に不幸は舞い降り波瀾をもたらす。
- 不死
- 草薙家の血族が持つ異能。死亡しても物理・精神的ダメージが回復した状態であらかじめ決めた場所に蘇生できる。
- 付与魔術
- 本来のものには無い属性、機能を付加する術、強化の類であることが多い。
- ベクトル操作
- 物体の運動における大きさと向きを操作するもの。
- ヘルメスの花
- 比企玉緒の肉体を苗床にする植物の総称。またその多様な花々のもたらす現象も指す。
- 変化
- へんげ。歳経た妖物などが自らや他者の外見や本質を変える事。またそういう術。また変化を扱う妖物、妖怪。
- 変異
- 本来その生物には存在しない器官に変質させる、もしくはその器官のこと。
- 星明り
- 観星弦間の異能。暗闇に星の光ほどの淡い明かりを灯すことができる。またこの明かりは単なる光源としてだけでなく、精神的な意味合いでの『明かり』としても機能する。
ま
- 魔性の瞳
- 見つめた空間を操り、変形切断転移などを行う能力。オーラを視認し、心を捉えることもできる。色は青。
- 魔女術
- 魔女の行うとする妖術と生活の知恵の総称。欧州の民間信仰が断罪され、悪魔信仰と混同して伝承されている。大鍋の錬丹術から男女のいさかい解消法まで色々。
- 魔弾
- 魔術そのものもしくは魔術を何かに込め、弾丸を作成する術。
- 魔力糸
- 魔力を糸のように紡ぐ術、そのまま攻撃手段としたりいろいろな用途が存在する。
- 見立ての言霊
- 言霊使いの応用の一つ。物や事を見立て、言霊を込めて名づけることにより呪力を発揮する。
- 夢界俯瞰
- 他人が見ている夢を覗き見したり、自分がそこに入り込むことが出来る。本多旅邁が所持している眼鏡が必要。
- 夢幻饗食
- 本多旅邁が最も得意とする能力。他人に見せた夢を、自分が食べたい分量だけ喰らうことが可能。
- 夢幻操作
- 他人の見た夢を自分の思うままに操作が出来る。本多旅邁がいつも肌身離さず持っている食事道具が必要。
や
ら
- 落花演舞・紋白蝶
- 九折因の舞踊。血族に伝わる技を自己流に限定したもの。紙吹雪から眷属たる蝶の群れを呼び出して血を吸わせる。
- ルーン魔術
- 西洋魔術の一種。ルーンしだいで効果も変わるし、同じルーンでも効果はいろいろ
- 霊的触覚
- 西園寺遙の異能。霊体や実体のない妖気のようなものなのどに触れることができる。また、その手のものの気配に敏感(=肌の感触で感じる)。
- 霊能
- 霊体や実体のないものを感じ取り、対話や威圧、沈静扇動などの様々な関与ができる。