ウンカバル・伝欧寺 Uncheval Denohji
宇多環の旧知であるらしい褐色のマントと帽子で体を覆った小さい男。
16世紀にヨーロッパへと渡りいろいろあって内丹術とヘルメス学を習合させた学派の錬金術師の門弟となり、様々な秘薬などによる人体改造の結果、糖質からエリクシル(内丹、哲学者の水銀)を体内で精製できる体になるが、糖分への渇望が人一倍強くなる。また、副作用として体液がエリクシルに置換され、事実上の不老不死を手に入れている。
師匠の死後は行くあても無く放浪していたが、燃料が尽きて乾物同然になっていたところを日本にいた頃からの知人である宇多環と出逢い(中東で?)、一旦帰国する。
異能の根幹となるものは体内で精製されたエリクシル。生体に投与することで組織のみで独立した生命として自律させる、自然界でのサイズを無視して成長させる、免疫機能などを無視したキメラの作成などを実現させている。
主な小説、エピソード
- 芋蔓式来客
- 思い出話に花を咲かせるような話。
ログリンク
- 20040217 - 0000
- 例えばそんな人生も。
- 20050101 - 0200
- 稼ぎ時。
- 20050626 - 0000
- 治療。
- 20050723 - 2300
- 犯人。
- 20050725 - 2300
- 乃藤礼門との邂逅。
- 20050726 - 1700
- 備品になる。