BZ02
周囲と隔絶した島で、百人斬りを目指す達人級の武芸者たちの戦いを遊ぶコード。
コンセプト
達人級の決闘ライフ☆
要点
- 特区(詳細未定)が舞台。
- PCは、特区に住む達人級(技能値15の)武芸者。
- 百人斬りを達成することがPC(と特区に住むNPC)の目的。
最高技能値
- 武闘的技能:15
- 超人的技能:15
- その他の技能:13
PCの目標
PCは、『百人斬りをして達成したい目標』をひとつ持っている。
それを達成することが、PCの大目標となる。
キャラクターシートには『☆百人斬りの目的』という項目で、目標を記入する。
達成したら舞台を去るというのがスマートかもしれない。もしくはNPC化。
舞台
→神啼島参照
- 神と崇められる主が治める特区。
- 名のある縁主が縁具と共に切磋琢磨している。
- 百人斬りを達成した縁主は、特区の主より願いを叶えてもらえるという伝説がある。
ルール
攻撃有利と防御有利
基本ルールの「有利」の効果を、このルールに変更する。
- 攻撃有利の場合、防御側は、残量が少ない方の余力を使って防御をしなくてはならない。
- 防御有利の場合、攻撃側は、残量が少ない方の余力を使って攻撃をしなくてはならない。
前衛と後衛
基本ルールの切迫状態を、このルールに変更する。
基本ルールは以下の通り。
- PCは、戦闘時、前衛と後衛のどちらかに位置する。
- 『迫』属性は、前衛に位置取ることができる。
- 『隔』属性は、後衛に位置取ることができる。
- 『魔』属性は、前衛と後衛、どちらにも対応する。
前衛は、以下の特徴を持つ。
- 敵陣の前衛に攻撃できる。後衛には攻撃できない。
- 自陣のPCが敵陣から攻撃された時、代わりに防御することができる。
後衛は、以下の特徴を持つ。
- 敵陣の前衛と後衛に攻撃できる。
- 前衛が居なければ後衛にはなれない。むりやり間合いを取る場合、ターンの終了時に余力が-1される。
共通するルールは以下の通り。
- 1行動を使うことで、前衛から後衛に、後衛から前衛になれる。
- 前衛が居なくなった場合、後衛のPCは、即座に前衛に移動する。
- 『不得手:1』という一時的特徴を受けることで、『迫』属性で後衛を、『隔』属性で前衛を受け持つことが出来る。
- もちろんマイナスの特徴として作用する。
百人斬り
BZ02のPCは、ひとつの願いを叶えるため、他の縁主(PC、NPC)を百人倒すことを目標とする。
倒した敵の数は「○人斬り」(二十人斬り、など)と表される。
百人斬りの基本ルールは以下の通り。
- 百人斬りに挑戦している間、余力は回復しない。
- 負けても挑戦は続けられる。
- 通常の戦闘ルールに、試合ルールを追加する。
- 挑戦を断念することで、余力が全回復し、挑戦中に倒した縁主の数に応じたボーナスを得る。
- 10、20、30、40、50、60、70、80、90、100人目の敵は、PC、もしくはウィキにデータの載ったNPCでなくてはならない。
- 他の戦闘は、後述の『雑魚』との戦いで良い。
百人切りの試合ルールは以下の通り。
- 戦闘は三ターンまで。
- その戦闘中に減った余力が少ない方が勝ち。
- 同値の場合、攻撃によって減らした相手の余力を計算し、多い方が勝ちとする。
- 相手がPC、もしくはウィキに記載されたNPCだった場合、「10+相手の名声」の名声(後述)を得る。
断念時のボーナスは以下の通り。
- 1〜9人斬り:同じだけ名声が増える。
- 10〜19人斬り:特徴値1の縁具特徴がひとつ増える。
- 20〜29人斬り:特徴値2の縁具特徴がひとつ増える。
- 30〜39人斬り:特徴値3の縁具特徴がひとつ増える。
- 40〜49人斬り:門派(後述)を興すことができる。
- 60〜69人斬り:縁主、もしくは縁具が、技能値が13(副属性による修正前)の武闘的技能、または一般技能をひとつ得る。
- 70〜79人斬り:縁主、もしくは縁具が、技能値が14(副属性による修正前)の武闘的技能、または一般技能をひとつ得る。
- 80〜89人斬り:縁主、もしくは縁具が、技能値が15(副属性による修正前)の武闘的技能、または一般技能をひとつ得る。
- 90〜99人斬り:新しい縁具をひとつ得る。
- 100人斬り:願いを一つ叶えられる。
百人斬り拡張ルール:助太刀
戦闘が始まる直前、他のPCが「助太刀」することができる。
助太刀するには、以下の条件は必要。
- 武闘的技能の合計が少ない方に助太刀できる。
- 両陣営の武闘的技能が同じになるまで助太刀できる。
助太刀した際、試合ルールを以下のように変更する。
- 自陣で減った余力の平均値で勝敗を決める。
- 端数切り捨て。
「助太刀」したPCは、以下の恩恵を得る。
- 名声を「5+(敵陣の名声の合計÷自陣の人数)」だけ得る。
- 斬った人数に「敵陣の人数×0.5人」が加算される。
名声
強い敵を倒すことで得られる評判と、それに付随する利益を名声という。
名声1点=千円に交換できる他は、特別な効果はない。
孤島では百人斬りをネタにした賭博が行われているので、そのアガリをせびれる。もちろん評判は落ちるけど、という設定。
門派
→門派
ひとつの目標の元に集った縁主の集団を門派という。
門派は、数人の強力な師範衆と、それに従う多くの門下生によって構成される。
PCと、PCと同等の力を持つNPCは、師範衆として門派を率い、目標の達成を目指すことになる。
門派のPCは、以下の利点を得る。
- 門派の共通特徴を取得することが出来る。
- 縁主の武闘的技能を、門派の共通武闘的技能に変更できる。
- 百人斬り断念時のボーナスを、門派に与えることが出来る。
- 「門派を興せる」以外。
40〜49人斬りを達成し、門派を興したPCは、以下の手順で門派を作成する。
- 門派の名前を付ける。
- 門派の目標を決定する。
- 門派の名にふさわしい特徴を、門派共通の特徴にする。
- 特徴値は3。
- 自身の武闘的技能を、門派共通の武闘的技能に設定する。
- 門派の内容を決定する。
雑魚
→雑魚
PCの前に立ちふさがる、あまり重要ではない敵を、雑魚と呼ぶ。
雑魚は『タイプ名+縁具名』『本人の武闘敵技能:15』『縁具の武闘的技能:15』『特徴値3の特徴ひとつ』以外のデータを持たない。
雑魚をPCや重要なNPCに昇格させる場合、足りないデータを補い、名前を付けること。
雑魚の扱いは以下の通り。
- 縁具は結縁で召還する。
- 行動順はPCの後。
- 強制力は10固定。
- PCが攻撃有利、防御有利になった場合、抵抗できない。
- 余力を3点消費するか、PCの攻撃で余力が1点でも減ると降参する。
- つまり防御に失敗すると降参し、振り直しで成功しても降参する。
- 一人倒すごとに名声を5点得る。
門派の門下生も雑魚として扱う。本人の武闘的技能を、門派共通の武闘的技能に変更すること。
雑魚ランダムジェネレーターとかあると便利かも。
フェイント
武闘的技能ではない技能で、敵の体勢を崩すことができる。
フェイントの方法は以下の通り。
- 1行動を消費して、一般技能による判定を行う。
- 相手がそれに対抗できなかった場合、次ターンの終わりまで、「フェイント:X」という一時的特徴を受ける。
- 同じ相手が効果時間中に複数のフェイントを受けた場合、もっとも特徴値が高いもののみが適用される。
- 「フェイント:X」は、特徴を受けたPC、またはNPCの判定に、マイナスの特徴として作用する。
「フェイント:X」のXの値は、フェイントをかける側の強制力によって変わる。
強制力と値の関係は以下の通り。
- 強制力10:フェイント:1
- 強制力15:フェイント:2
- 強制力20:フェイント:3
- BZ02のPCには使用できない。
暫定措置
- 補助属性は、BZ02用にコンバートするまで使用不可。
- テストもしたいので、早めに調整します byデザイナー