縁具ルール
縁具ルール
百縁草子における縁具のルール。
基本ルール
縁主と縁具
- 縁主と縁具は、余力を共有する別キャラクターとする。
- 片方が対決に負けた場合も片方は行動可能。余力が尽きた場合は双方が行動不能となる。
- 余力が尽きた場合、縁具の召喚は解除される。
- 片方が対決に負けた場合も片方は行動可能。余力が尽きた場合は双方が行動不能となる。
- 縁主は、最大で七個までの縁具と契約ができる。
別縁と結縁
- PCは、好きな時に、縁具を召還できる。
- 非戦闘時ならば召喚すると宣言する。
- 戦闘中は補助行動を1消費する。
- PCは、縁具を同時に一つしか呼び出せない。
- 縁具は、『別縁』と『結縁』の、どちらかの状態で呼び出す事が出来る。
- 別縁で呼び出した場合、縁主は通常の行動に加え、縁具の行動を指定する事が出来る。
- 縁具は、対応記号(●剣鬼:2 など)の付いた特徴と技能を使用できる。
- 縁具は、対応記号(●剣鬼:2 など)の付いた特徴と技能を使用できる。
- 結縁で呼び出した場合、縁主は、自らの特徴値に、縁具の対応記号の付いた特徴値を加えて、判定ができる。
- ただし、特徴値の合計が三を超えた場合は三とする。
- また、縁具の対応記号の付いた技能を自分の技能として使用できる。
- 既に縁具を呼び出している場合、別の縁具との入れ替えには補助行動を1消費する。
- その時、結縁から別縁、別縁から結縁へと召還形態を入れ替えて良い。
縁主 | 縁具 | 結縁 | 別縁 |
武闘技能:13×1 特徴×1 |
武闘技能:13×1 他の技能:13×3 特徴×1 |
主&具 | 主……主 具……具 |
拡張ルール(BZ01用)
格ルール
縁具がどれほどの力量を持っているかを表す指針を「格」という。
格は数字で表され、単位は「縁」。
格は、縁具が合体を繰り返す毎に上昇していく。
縁具合体
- 基礎となる縁具を一つ指定し、その縁具に、別の縁具の力を合体させることができる。
- 基礎となった縁具の「特徴」「武闘的技能」「一般技能」を、合体させる縁具のものと入れ替える。
- 入れ替えられるのは、いずれか一つのみ。
- 入れ替えを行わない事もできる。
- 合体を一回行う毎に、基礎となった縁具の「格」を「合体させる縁具の格」だけ上昇させる。
- 購入したての縁具の格は1。
格上特典
- 格が一定数上がるごとに、縁具の能力が上昇する。
- 五縁:縁具の一般技能が一つ増える。
- 十縁:縁具の特徴が一つ増える。
- 二十縁:縁具の一般技能が一つ増える。
- 三十縁:縁具の特徴が一つ増える。
- 四十縁:縁具の一般技能が一つ増える。
- 五十縁:縁具の武闘的技能が一つ増える。縁具の枠を三つ分使う。
- 六十縁:縁具の特徴が一つ増える。
- 七十縁:縁具の一般技能が一つ増える。
- 八十縁:補助属性ひとつを選択。一戦闘に一回、縁具の武闘的技能に補助属性を付与できる。技能値の低下は無し。
- 九十縁:縁具の武闘的技能が一つ増える。縁具の枠を五つ分使う。
- 百縁:消費する事で、願いを一つ叶える事が出来る。
旧格ルールからのコンバート 使用ポイント1点=10縁 (GM報酬分は1点=5縁で自キャラに振り分け可能) 十縁の縁具=50縁
縁具売買ルール
- キャラクターは、セッションで得た財力というポイントを消費することで、縁具を購入することが出来る。
- 縁具の購入方法には、『補修・説得』と『新規購入』の二つの手段がある。
補修・説得
- キャラクターが以下の状況で獲得した縁具を使用可能にする事を『補修・説得』と呼ぶ。
- セッションでの報酬、戦利品
- チャットログ(整形してMLに流した物を有効とする)やエピソード、小説、漫画などの創作の中で購入、取得した。
- イメージとしては、縁結び屋に対価を払うことで、契約解除された際に壊れた縁具を修理してもらったり、縁具がすんなりと契約を承諾するよう説得してもらうことになる。
- 購入は一縁の縁具のみ対象にでき、財力3点で一個取得できる。
- セッションで怨主や崩主から奪った縁具を補修・説得する場合、格が10分の1(端数切り上げ)になる。
- 一度縁が切れるため、力を失うとする。
新規購入
- 新しい縁具を一から購入するのを『新規購入』という。『補習・説得』より多くの財力が必要だが、今まで登場した事のない縁具をデザインできる。
- 購入は一縁の縁具のみ対象にでき、財力5点で一個取得できる。
縁具売却
- キャラクターは、自らの所持している縁具を売却し、財力を得る事ができる。
- ただし、所持縁具を全て売却することはできない。最低でも一つ残すこと。
- 縁具の売却値は以下の通り。
- 縁具の格÷10(端数切り上げ)
- 一度売った縁具は、再購入できない。
継承
- キャラクターは、自らの所有している縁具を、他者に継承させる事ができる。
- ただし、所持縁具を全て継承させることはできない。最低でも一つ残すこと。
- 継承を行うには、継承を受けるキャラクターの縁具枠が、継承縁具の占有枠だけ空いていなくてはならない。
- 継承は縁結び屋の仲介で行う。仲介料として継承する側とされる側が、以下の財力を払わなくてはならない。
- 継承に必要な費用は以下の通り。
- 継承する縁具の格÷2(端数切り上げ)
- 継承元の縁主と継承先の縁主が、協力して財力を消費できる。
- 継承した後の縁具の格は、元の値の÷2(端数切り上げ)となる。
- 技能や特徴値が減少する場合、継承した側が選択して削除する。
- 一度継承された縁具は、元の所有者には戻せない。
その他ルール
崩主
- 崩主とは、縁主と縁具の精神のバランスが壊れ、暴走している者の事である。
- 崩主はNPCとして扱い、強力な敵役となる。
- 崩主は、複数の縁具を同時に召還する事ができる。
- 同時召還は別縁でも可能である。行動順は通常ルールと同じく、縁主(崩主)の前後となる。