結婚騒動

結婚騒動とは?

本宮幸久藤村美絵子が紆余曲折の末に結ばれるまでを描いた小説の時系列です。中学時代、本宮幸久藤村美絵子の出会いの頃から高校時代でのやり取り、現在での結婚騒動の流れになっています。

登場キャラクター

本宮幸久(もとみや・ゆきひさ)
軟派で霊感の強い葬儀屋さん。
藤村美絵子(ふじむら・みえこ)
しっかり者なお姉さん。
蓮池芽衣(はすいけ・めい)
美絵子の中学時代からの親友、幸久とも友人。
本宮史久(もとみや・ふみひさ)
のほほんとした切れ者。吹利県警刑事。幸久の兄。
六華(りっか)
冬女と呼ばれる存在。幸久と美絵子の仲を取り持とうとする。
桜木達大(さくらぎ・たつひろ)
六華をこの世に止めるために幸久と美絵子の仲を取り持つ手伝いをする。
軽部真帆(かるべ・まほ)
六華と友人。

結婚騒動時系列 〜結婚式以前編

高校時代編

小説『講習帰りに』
美絵子、中学三年生の冬。冬期講習で初めて幸久と会う。
小説『比較対照』
高校入学直後、兄と比べられがちな幸久を見る美絵子。
小説『火花』
兄の死後、荒れる幸久を見る美絵子と芽衣。
小説『幸久を巡る恋愛模様』
高校三年、幸久とつきあう事を芽衣に告げる美絵子。
小説『ずるいやつ』
高校三年、芽衣に引け目を感じる美絵子。
小説『戦乙女と唇と』
高校三年、ライバル?仲本佐緒里と火花を散らす美絵子。
小説『仲良しこよし?』
高校三年、再び仲本佐緒里とにらみ合う美絵子。幸久は蚊帳の外。
チャットログ『女の決戦』
高校三年、運動会にて……
チャットログ『親のいぬまに』
高校三年の頃。親のいぬ間になんとやら。

現代編

小説『棺に秘めたる』
社長の自分の母への秘めた想いを知って思い悩む幸久、幸久を励ます美絵子。
小説『ワンサイドゲーム』
『棺に秘めたる』の続き、美絵子側の心境。
小説『戦い忘れた戦乙女』
ダブルデートに利用された?二人。理性に押されて心の思うままに戦えなくなった美絵子。
小説『のばせない手』
やっと自分の気持ちに気づた幸久、だがそれを伝えられず。
小説『ひっかかる心』
まだどこかで幸久のことが引っかかっている美絵子。
小説『Dead Line』
周囲に蹴飛ばされて、ようやく覚悟を決めた幸久。
小説『決意』
ようやく腹をくくった幸久、美絵子に気持ちを伝える決意をする。
小説『一直線と無鉄砲』
結婚前、芽衣と二人で話す美絵子。引きずった気持ちを指摘されるも……
小説『雪の舞う日』
本当の気持ちを伝えた幸久、しかし美絵子は拒絶して走り出す。
小説『ありえない光景』
美絵子にフラレた幸久、仕事で京都へ来た折に信じられない光景を見る。
小説『裏取り開始』
新郎の裏切りを確認する為、調査開始する幸久。そこで見たものは。
小説『前夜の溜息』
結婚式前日、元ライバルの突然の電話に動揺する美絵子。

結婚式当日編

小説『結婚騒動 一章〜式当日』
式当日、美絵子を奪い返さんと訪れた幸久。しかし新郎は訪れず……
小説『結婚騒動 二章〜花嫁泥棒』
成り行きまかせで花嫁を連れ出してしまった幸久、どこへ行く?
小説『結婚騒動 三章〜県警への呼び出し』
会議中の史久の元に一本の電話、混乱する現場へ駆けつける。
小説『結婚騒動 四章〜花嫁の追憶』
逃亡する車の中、昔を思い出す美絵子の胸中は。
小説『結婚騒動 五章〜捜査続行』
花嫁強奪&花婿失踪事件捜査中の史久と和久。明らかになる真相は?
小説『結婚騒動 六章〜たった一言』
流れ着いた先、ずっと言えなかった、聞けなかった、たった一言。
小説『結婚騒動 七章〜ここで言わすか』
やっと気持ちを確かめて、式場へ戻る二人。最後に一言決めろ幸久。
小説『結婚騒動 エピローグ〜謝罪行脚』
迷惑と心配をかけた各所で謝罪をする幸久、そして暗躍する本宮一族。

後日談編

小説『一張羅を着て』
大騒動の末、一張羅を着込んで正式に美絵子の実家に挨拶にゆく幸久。
小説『謹慎中です』
騒動終わって、謹慎処分中の史兄。てか、謹慎になってない。