九門舞踏
九門舞踏(ナインゲイツ)
中州童門学院は、八階建ての建物である。しかし、この学院の屋上には、中州の勝負師が熱狂する施設がある。
それは、闘技場。
九門館と名づけられたこの開閉式ドーム闘技場は、縁主たちが合法的に戦い、報酬を得る事の出来る場所である。
縁主たちの戦いはケーブルテレビを通じて中洲全体に中継され、トトカルチョが熱を帯びる。この賭け試合の収入が、童門学院の運営費の三分の一を占めているのである。
華麗に戦う彼らの命がけの舞踊。それは、『九門舞踏(ナインゲイツ)』と呼ばれている。
九門舞踏ルール
九門舞踏は、PC間が対戦を行い、財力を得る事の出来るミニゲームである。
戦闘は通常のセッションと同様に扱い、勝利した方はより多くの財力を得る事が出来る。
九門舞踏で得る事の出来る財力は以下の通りである。
- 勝利者への財力配当
- 勝者チーム全体で分配。
- ファイトマネー:勝者チーム一人につき+1
- 格ボーナス:敗者チームの持つ縁具の格(全員の縁具の格を全て合計)。最大で勝者チームの人数×5まで。
- 人数ボーナス:敗者チームの人数−勝者チームの人数(最低0、最高3)
- 個人
- 相手(別縁時の縁具でも良い)を行動不能にした:+1(消耗による相手の自滅は含まない。重複不可)
- 倒れた仲間を回復させた:+1(重複不可)
- アピールに成功した:+1〜3
- 勝者チーム全体で分配。
- 敗者への財力配分
- 敗者チーム全体で分配
- ファイトマネー:敗者チーム一人につき+1
- 格上ボーナス:勝者チームの持つ縁具の格(全員の縁具の格を全て合計)−敗者チームの持つ縁具の格(全員の縁具の格を全て合計)。最大で敗者チームの人数×5まで。
- 個別
- 相手(別縁時の縁具でも良い)を行動不能にした:+1(消耗による相手の自滅は含まない。重複不可)
- 倒れた仲間を回復させた:+1(重複不可)
- アピールに成功した:+1〜3
- 敗者チーム全体で分配
- 引き分け
- 両者を敗者として扱う。
九門舞踏で戦闘を開始する際、結縁または別縁で縁具を召還する事ができる。
これはターン開始前の準備として扱い、消耗はしない。
キャラクターは全て切迫していない状態からスタートする。
なお、五十縁以上となったキャラクターは、五十縁未満のキャラクターと戦闘を行う事はできない。
専用ルール:アピール
九門舞踏は戦いの場であると同時にショータイムでもある。通常の戦闘とは違い、縁主たちには“より盛り上がるように”戦う事が要求される。
大仰な動作で相手を打ちのめしたり、わざとよろけた上で攻撃を回避したりといった演出を『アピール』と言う。
アピールは、以下の場合、『有利』が判明した際に宣言できる。
- 攻撃側が強制力「9+アピール成功数」の『攻撃有利』の攻撃を行った。
- 防御側が強制力「9+アピール成功数」の『防御有利』の防御(相手から受けた強制力の抵抗)を行った。
アピールを宣言した場合、宣言側の『有利』は取り消され、相手が『有利』となる。
その状態で以下の判定を成功させれば、『アピール成功』としてボーナス財力が+1される。
- 攻撃側が攻撃判定に成功する(防御判定の成功失敗は問わない)
- 防御側が防御判定に成功する。
アピールによる財力のボーナスは+3まで重複する。
なお、攻撃側がアピール宣言した後に防御側がアピール宣言した場合は、再び『攻撃有利』となる。この場合、防御側が防御判定に成功すると、双方がボーナスを得る事になる。
構想中ルールメモ
- 前衛後衛の概念
- ランダムマップ
- 戦術判定