トゥーレ協会
トゥーレ協会
1918年にドイツ騎士団(Germanenorden)の幹部でもあったルドルフ・フォン・ゼボッテンドルフ(Rudolf von Sebottendorf)(本名:アダム・アルフレート・ルドルフ・グラウアー)によってミュンヘンで設立された結社。正式名称は古代ドイツ勉強会(Studiengruppe für germanisches Altertum)。
当時ドイツで流行していた民族主義的色彩が強い団体の一つで、トゥーレとは超古代に存在したハイパーボリア文明の末裔であり、アーリア人はその後継者であるという選民思想や、反ユダヤ、反共和制を主張していた。
後にNSDAPやその周辺で頭角を現すアルフレート・ローゼンベルクやカール・ハウスホーファー、ルドルフ・ヘスなども協会に所属していた。