即製の隠れ里、帰らずの城
今回の探査対象は、異界の隠れ里である。異界接触研究で発見されたものであるが老朽化しており、接触した巫女は避難のために助けを求めている。異界の構築の手法を解明し老朽化の原因を究明、可能であれば修復するか一時的対処を行い救出せよ。
異界はピタタレス帝国との戦いの際に建造された古ユーロ王国の避難所としての異界の隠れ里。居住区と農地からなる最低限の要素からなるそこそこの規模の村落(千人程度)。村人の儀式により確保した呪力を巫女が受け取り異界の維持運用に当てる仕組みで、簡易で量産が出来るようになっている。
そして本来ならば帰還しているはずなのに放置されたまま内部では千年、外部では三千年近くが経過していた。そのために老朽化して儀式の負担も多くなっており何とか逃げ出したいという。
用語や登場人物
PC
- スラン・フリマルト
- 異界に溺れて神になることを刷り込まれた少年。位相をずらして異界を泳ぐ。自己判断や分析能力のない偵察型は辛かった。
- ラキス・フォルト
- 人形がすべてな呪具師。空間場工学で呪具を作ったりいじったり。クライマックスで成功しまくり。
- ユーヤ・ルアフ・ノム・エルナン
- 白き森の鹿に坐す者。森の地方神の分体が本体と乖離した人格となった存在。鹿が凄すぎ。むしろあれが本体なのではないか説。
- アスティ・ラシィ
- 本を操り殴ったり調べたり。
異界
- コーム・トゥム
- コームの城。簡易型の避難所を直列に繋いで超空間砲台としたもの。