日本の警察—「安全神話」は終わったか
- 著
- 佐々淳行
国際化、低年齢化、カルト化する犯罪。市民との信頼関係を揺るがす警察官の相次ぐ不祥事件。世界に誇る日本の「安全神話」は終わったのか。本書は、「あさま山荘」事件など数々の重大事件の陣頭指揮にあたり、内閣安全保障室長などを歴任した「危機管理」の第一人者が、戦後半世紀の日本警察の歩みを自らの体験と重ね合わせて総括する。時代の大きな流れに、いかに対応していくか。明治以来培われた「民を護る武官」の精神をいかに継承していくか。国松孝次前警察庁長官との対論も収録した、必読の書。
メモ
久志的読了感
内容が内容だけに文体がかたくて読みづらいかなと思ったけど、実際読んでみるとそうでもなかった。なかなかに深いものを感じる、でもまた風雲児のような人がでてくるもんかな、という微かな今後の不安も感じてみたりする。