警察官の現場

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警察官の現場—ノンキャリ警察官という生き方

犀川博正

ノンキャリア刑事として、31年間見つめつづけた、警察の素顔。点数ノルマ、過酷な労働条件、不当な評価システム、身内のかばいあい…虚無的、閉鎖的状況で、次第に警察官達の志が腐敗してを行く様をドキュメント

メモ

久志的読了感

  • 長年警察に勤めた著者の警察官としての日常が浮かんでくるような感じがとてもよかった。お巡りさんも一人の人なんだなあというのが良く現れていて、警察がちょっぴり身近に感じる。パトカーでパトロール中、追突されて真夏の中汗だくになってタクシー営業所で板金をしてもらった、など、交通課での仕事や留置所看守時代での話など、一味違った視点から見たお巡りさんの実態が描かれていてとても楽しく読めた一冊。

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角川文庫 角川oneテーマ21

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