松蔭堂
書画骨董・古物古道具の店。吹利本町にある。
創業は明治。初代から当代まで、店の経営権の継承はすべて、血縁のない師弟間でなされている。
商品はがらくたから重文級古美術品まで多岐にわたるが、現在の主力は茶陶及び刀剣。古美術品の有料での鑑定も行っており、今のところ収入としてはこちらの方がメインになる。
一般に知られていない裏業務として、モノ憑き、及び霊的に訳ありの各種古物の鑑定、及び必要とあらばお祓いの仲介を行っている。
倉庫を含む店内一円は雑霊や付喪神の溜まり場となっているが、店主を含めて従業員全員に霊感がないため、普段の業務においてはさほど問題にはなっていないらしい。