0号県道
巷の噂の一つにある謎の放棄された道路。正式な名称がなく、便宜上0号と仮称されている。幻想郷に繋がっているともエデンの園に続いているとも言われている。
ある程度奥へ進むと好戦的な多数の怪異や人外が現れたり、謎の行商人が闊歩していたりどう見ても大都市だけど人っ子一人いない廃墟があったり、他界への穴がぽっかりあいていたりする。その深さまで行ってしまうと命の保障はない。
禁足地の一つであり、無闇に一般人が立ち入らぬよう吹利県土整備局によって監視・管理されている。
- 地権者
他界レベル1~
道路の入り口自体は現実と重なっている。ただし奥へ踏み入るほどに他界レベルは上昇する。
- 0:現実と正しく重なり合っている
- 1:現実の範疇の他界
- 2:現実の延長線上にある他界
- 3:現実と切り離された他界
- 4:特定の異常な特性がなければ存在が困難
- 5:特定の神話の神族のみ
深度
0号県道は奥へ進むごとに現界からの距離が離れていく不思議なダンジョンとなっている。
第一深度
他界レベル1から2に相当する。ガードレールに沿った二車線道路で、森を突っ切る様に伸びている。現実からはさほど離れていないが、十分怪異が発生しえる環境。吹利県県土整備局の局員や、善意的な妖怪などが迷い込んでしまった者を現実に戻す活動をしている。推奨技能値13。
第二深度
他界レベル3に相当する。舗装が乱れ始め所々破損が見受けられる様になる。現実からは遠く離れ、ごく当然の様に怪異の街や妖怪の里を横断している。この深度から『枝道』が出現し始め、それぞれが妖怪の里や魔女の館など独立した他界へ続いている。推奨技能値15。
第三深度
他界レベル4以上に相当。森はいつの間にかなくなり、荒野に変わっている。非常に強力な力が当然の様に働く危険な深度。吹利県土整備局の局員であっても迂闊にこの深度へ踏み入る事はできない。推奨技能値17以上。
メモ
地形と気候風土
交通
葛城市にその起点が存在する。