櫻衛家
土を司る大名家。壱村に本家がある。
五式の一柱。陰陽師の一族。裏社会では『蓋の家』や単に『櫻衛』と言えば通じる。『近衛行者』、『近衛博士』などの異名を持つ。
ヒトとモノノケの間に立つ中庸の存在。
吹利において土剋水を担い、古くから水と対決してきた。
国というよりもその礎である信仰や文化に広く影響力を持ち、静かに社会を導いている。
五式内部では他四家の中継ぎ役であり、旧水の守護家が倒れた後はまとめ役として機能している。
吹利各所に多数の土地を所有し、その大半には地鎮のための社が建立されている。御前などの格式の高い場においては藤原櫻衞を名乗る。
大正時代以降長らく裏社会からも形を潜めていたが、2000年を境に再び様々な方向で展開している。
- 規模
- 日本全土。特に吹利県を中心としている。
- 知名度
- 一般には知られない。古くから吹利に住んでいたり、地鎮に詳しければ知っている。